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September 30, 2006

Face-a-Face

Face-a-Face
Erik Truffaz | Blue Note Records (2006)

etruffaz2006.jpg

ディスク:1
1. Saloua
2. Gedech
3. Prsentation
4. Dubophone (Avec Nya)
5. Ghost Drummer (Intro)
6. Ghost Drummer
7. Whispering
8. Parlofone
9. Magrouni
10. Ines
11. Le Rve D'Eline
12. Yabous
13. Outlaw
14. Big Wheel
15. Jadwell

ディスク:2
1. Sweet Mercy
2. King B.
3. Prsentation
4. Wilfried
5. Bending New Corners
6. The Walk Of The Giant Turtle (Intro)
7. The Walk Of The Giant Turtle
8. Arroyo
9. Flamingos
10. Belle De Nuit
11. Betty

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商品の説明

Album Description
Recorded in Several Locations but Cut to Sound Like a Single Concert, "Face a Face" Reveals the Success of this Artist Who, with Consistency and Determination, Has Travelled a Long Road to Success that Has Been Filled with Detours, Long Stretches in the Fast Lane and Occasional Pit Stops, but which Has Never Veered Away from the Source of his Originality and the Happiness of his Waking Dream.

By John Kelman comments print email license

French trumpeter Erik Truffaz, one of the hardest working artists in jazz, seems to be endlessly on tour with his two groups. The only place his stylistically hybridized music has yet to make significant inroads is the US—which is a shame because Truffaz is a fine player from the electric Miles camp and a largely innovative conceptualist as well. Face-à-Face, his first live release, includes one disc with his piano-based quartet and the other with his guitar-centric Ladyland. It demonstrates just how different studio material can be in performance, where the energy and expansive possibilities are greater.
The Ladyland disc also proves it’s possible to breathe new life into less-than-stellar material. Mantis (Blue Note, 2002) was a near-perfect blend of fusion-based writing with a distinctive Middle Eastern vibe. Saloua (Blue Note, 2005) unfortunately took the concept too far, emphasizing rapper Nya and Tunisian singer Mounir Troudi's voices over playing by Truffaz and Manu Codjia—a guitarist who compellingly mixes quirky Frisellisms, Holdsworthian legato phrasing and the occasional metal edge. Live, the balance is returned. And that’s a good thing, considering the lion’s share of this material is taken from Saloua.

Ladyland covers considerable territory. “Ines” revolves around a hypnotic pedal tone, Troudi’s plaintive singing in direct contrast with Truffaz’s soft-timbred approach—also evident on the gentle “La Reve D’Eline,” featuring a duet spot for Truffaz and Codjia. “Yabous” is more insistent, combining vocals by Troudi and Nya over power chords by Codjia and a visceral dance groove from bassist Michel Benita and drummer Philippe Pipon Garcia. “Magrouni” is a pedal-to-the-metal rocker whose muscular theme—doubled by Truffaz and Codjia—provides one of the disc’s most memorable moments.

Truffaz’s quartet has been around longer, evolving considerably. It's morphed from an all-acoustic mainstream group in 1997 to a more aggressively rock-informed unit in recent years, influenced by—but less dense and angular than—Miles' late-'60s and early-'70s work. These days Patrick Muller is often found feeding his Rhodes through a distortion box, with more powerful rhythms coming from bassist Marcello Giuliani and drummer Marc Erbetta.

Live, the quartet—occasionally augmented by Nya—is the more adventurous of the two groups. The thundering “King B” extends to nearly twice the studio take’s length. Truffaz uncharacteristically reaches for the upper register of his horn while retaining his thick and appealing tone. As raw as Ladyland can be—and as promising a young player as Codjia certainly is—Truffaz’s quartet is the more successful of the two, taking more collective risk with the material, even though it's equally form-based. “Bending New Corners,” with Giuliani’s popping bass and Muller’s juxtaposition of abstraction and blues-based lines, is more open-ended than anything Ladyland does.

While the quartet disc wins out over Ladyland's because it takes greater chances, Face-à-Face in its entirety provides a terrific introduction to listeners who are unfamiliar with Truffaz—and confirmation that, as good as his records have been, he’s clearly at his best on the concert stage.

Visit Erik Truffaz on the web.


Track listing: CD1 (Ladyland): Saloua; Gedech; Presentation; Dubophone; Ghost Drummer (Intro); Ghost Drummer; Whispering; Parlofone; Magrouni; Ines; Le Reve D'Eline; Yabous; Outlaw; Jadwell. CD2 (Quartet): Sweet Mercy; King B; Presentation; Wilfried; Bending New Corners; The Walk of the Giant Turtle (Intro); The Walk of the Giant Turtle; Arroyo; Flamingos' Belle de Nuit; Betty.

Personnel: Ladyland: Erik Truffaz: trumpet, electronics; Manu Codjia: guitar, electronics; Philippe Pipon Garcia: drums, samples, parlophone; Michel Benita: bass, samples; Mounir Troudi: vocals, bendir; Nya: vocals. Quartet: Erik Truffaz: trumpet, electronics; Patrick Muller: Fender Rhodes, piano; Marcello Giuliani: bass; Marc Erbetta: drums, percussion, vocals; Nya: vocals.
ERIK TRUFFAZ 4TET.jpg
Googleの自動翻訳(ひどいな~!)

フランスのトランペット奏者Erik Truffaz、ジャズの最も堅い働く芸術家の1は、彼の2グループとの旅行の際限なくようである。 彼の私達恥Truffazが電気マイルからの良いプレーヤーキャンプするであるおよびまた主として革新的なconceptualistのでの文体的に交配させられた音楽がまだ重要な侵害をするために持っている唯一の場所はである。 表面à表面、彼の最初生きている解放は、彼のの1つのディスクピアノ基づかせていた四つ組および彼のギター中枢的なLadylandとの他を含んでいる。 ちょうど別のスタジオ材料がエネルギーおよび膨張性の可能性がより大きい性能にある場合もあるかいかに示す。
Ladylandディスクはまたより少なくより星材料に新しい生命を呼吸すること可能があることをそれを証明する。 カマキリ(ブルーノート2002年)は特有な中東のvibeとの融合基づかせていた執筆のnear-perfectブレンドだった。 不運にもSaloua (ブルーノート2005年)は概念を余りにずっと取り、話し手Nyaおよびチュニジアの歌手のMounir Troudiの声の終わる遊ぶことTruffazおよび強制的にFrisellisms、Holdsworthianの突飛なレガートの表現および臨時の金属の端混合するManu Codjia-aのギタリストによって強調する。 生きている、バランスは戻る。 そしてそれはSalouaから大部分のこの材料を考慮するよい事取られるである。

Ladylandはかなりの領域を覆う。 「Ines」は催眠性のペダルの調子、柔らかいtimbred Truffazの直接対照でTroudiのもの悲しな歌うことのまわりで近づきまた穏やかな「la Reve d」 Elineの明白に」、回転しTruffazおよびCodjiaのためのデュエットの点を特色にする。 「Yabous」はより執拗であり、vocalsおよびコントラバス奏者Michel BenitaおよびPhilippe Pipon Garciaドラマーからの内臓のダンスの溝をCodjiaによってTroudiおよびNya終わる力のコードによって結合する。 「Magrouni」はTruffazが主題倍増する筋肉ディスクの忘れられない瞬間の1 Codjia提供するペダルに金属のロッカーであり。

Truffazの四つ組はより長く、かなり展開する。 それは1997年にすべて音響の主流のグループから石知識のある単位への近年、影響を及ぼされてによしかしより少なく密な、角のよりマイルの60年代後期および早く「70s仕事より積極的に変形させられる。 このごろパトリックの紛砕機は頻繁にコントラバス奏者Marcello Giulianiおよびドラマーの絞りかすErbettaから来ていてより強力なリズムがゆがみ箱を通して彼のRhodesに、与えることをある。

生きている、増加される四つ組臨時は2グループのより冒険的Nyaである。 雷が鳴ることは「B王」二度ほぼスタジオの取得の長さに伸びる。 Truffazは彼の角の上部の記録のために特徴なく彼の厚く、魅力的な調子を保っている間達する。 Codjiaとして若いプレーヤーの約束としてLadylandの缶があおよび確かにあるTruffaz'sと未加工四つ組は均等に形態基づいているのに、2のより成功して、材料とのより集合的な危険を取る。 「新しいGiulianiの抽象的概念および青基づかせていたラインのぽんと鳴る低音そして紛砕機の並置のコーナーを」、曲げることは、何でもLadylandより無制限である。

より大きいチャンスを取るので四つ組ディスクが終わるLadylandに勝つ間、表面à表面は不慣れでであって下さいTruffazおよびはっきり、彼がコンサートの段階の彼の最もよいにである確認提供する傾聴者に完全に彼の記録があった大変な導入を。

網のErik Truffazを訪問しなさい。


トラックリスト: CD1 (Ladyland): Saloua; Gedech; 提示; Dubophone; 幻影のドラマー(イントロ); 幻影のドラマー; ささやくこと; Parlofone; Magrouni; Ines; le Reve D'Eline; Yabous; 不法としなさい; Jadwell。 CD2 (四つ組): 甘い慈悲; b王; 提示; Wilfried; 曲がる新しいコーナー; 巨大なカメ(イントロ)の歩行; 巨大なカメの歩行; 細流; flamingos' Belle de Nuitの; ベティ。

人員: Ladyland: Erik Truffaz: トランペット、電子工学; Manu Codjia: ギター、電子工学; Philippe Pipon Garcia: ドラム、サンプル、parlophone; Michel Benita: 低音、サンプル; Mounir Troudi: vocals、bendir; Nya: vocals。 四つ組: Erik Truffaz: トランペット、電子工学; パトリックの紛砕機: フェンダーRhodesのピアノ; Marcello Giuliani: 低音; 絞りかすErbetta: ドラム、打楽器、vocals; Nya: vocals。


投稿者 akiuchi : 12:25 PM

内診問題:日産婦医会栃木県支部長の野口先生からのFax

日産婦医会栃木県支部長の野口先生から「分娩を取り扱っている施設の先生方へ」というFaxが送られてきた。現在栃木県内で分娩を取り扱っている施設45のうち13の病院を除いた32の有床診療所の中で常勤の助産師が4人以上いる施設は5施設だけということになるという。厚労省の課長通達を守って看護師が内診をしないということになれば開業医は体を壊して潰れてしまうことになるだろう。今回進行している内診問題は医療費抑制という御旗の元に厚労省が推進しているセンター化集約化計画の中で起こっているまさに「開業医つぶし」と理解しなければならない。「診療所は健診、お産は大病院」というオープンシステムは東京などの大都市でしか機能しないということが彼らにはわからない。「安全性」という幻想をふりまいて日本の周産期医療を崩壊させるやつらを放置しておくことはできない。医療崩壊を阻止するために私もいよいよ本気で取り組まねばならなくなってしまったようだ。ドンキホーテの心境だな。サンチョパンサとロシナンテはいずこにいるのだろう?
ドンキホーテ.jpg
サンチョパンザ.jpg

投稿者 akiuchi : 11:06 AM

スカラベ

このブログでスカラベ(糞転がし)への思い入れを書き込んだらある人から誕生日のプレゼントとしてエジプト製のスカラベ・ペーパーウェイトをもらった。古代エジプトでは再生復活の象徴として崇拝されていた聖なる虫なのだという。そのうち現役を退いて時間と余裕ができたらエジプトの王家の谷をたずねて壁画のスカベラにご対面したいと思った。南米アンデスのマチュピュチュには死ぬ前に一度行かなければならないと前から思っていたのだがこれでもうひとつ目標が増えた。果たしてあと何年したら実際に行くことができるのだろう?
糞を転がすスカラベ
シシュポスの独り言;ファーブルの糞転がし
南米アンデスのマチュピュチュ
スカラベペーパーウェイト.jpg
スカラベペーパーウェイト2.jpg

スカラベとは古代エジプト時代から伝わる護符のひとつで「フンコロガシ」という虫の名前です。フンコロガシは、泥と動物の糞が混じったものを球状にまるめて、1メートル以上離れた巣穴まで運びます。巣穴ではこの糞に卵を産み、幼虫になるとこの糞を食べて育ちます。ナイル川の氾濫が終わると肥沃の大地が現れます。その大地から現れる虫がフンコロガシでした。古代エジプト人たちは、生まれ変わったフンコロガシが地表に出てきたと信じ、生命力と再生復活の象徴としてきたのです。
スカラベのお守りは、持ち主を「死」から守り、持ち主の死後は再生復活を約束してくれるものとして、身につけられるようになったそうです。王侯貴族が死ぬと、その再生復活を願って作られるミイラの心臓部分にも、呪文を刻んだスカラベを納めたと聞きました。
フンコロガシが糞をころがす姿を見て、古代エジプト人は、太陽の運行と重ね信仰したといいます。そのためスカラベは、太陽の象徴となり創造を司り、幸運をもたらす神聖なお守りとして今日でも世界の人々に愛されています。

はるかなるスカラベ


エジプト壁画スカラベ

王家の谷の壁画に描かれたスカラベ

王家の谷

投稿者 akiuchi : 06:02 AM

医療法人アップルが目指す3つのS

医療法人アップルが目指す3つのS  医療法人アップル理事長・木内敦夫

医療法人アップルでは患者様向けサービスの目標を3つのSとしてまとめて院内に掲示することにいたしました。1つ目のSは「Safety=安全」、2つ目のSは「Satisfaction=快適、満足」そして3つ目のSは「Sustainability=持続」です。お産に関して「安全性と快適性」が大事だという考えは厚労省の健やか親子21でも取り上げられているので良く知られていると思いますが最後のS=Sustainability(サステインナビリティ)に関しては耳新しい方も多いと思います。ここでは妊娠・出産・育児といった女性の生涯に持続的に関わるという意味で使われています。最近新しいライフスタイルとして流行している言葉にロハス(LOHAS)がありますがそのLOHASの最後のSがSustainabilityを意味しています。環境にやさしい循環型の永続性ある社会を目指す企業や個人のあり方がこれからの時代にはふさわしいようです。地域に根差す医療機関として組織は持続性を持たなければなりません。未来に責任を持つということは患者さんや地域住民のみならず医療法人アップルの職員にとっても重要なことだと考えております。そこで持続性については「地域に根差して未来に繋ぐ」という標語を付け加えることにいたしました。栃木県矢板市で私が産婦人科診療に関わるようになってそろそろ20年という歳月が流れようとしております。3つのSを実現するために医療法人アップルは職員全員がチームワークを大切にしてこれからも取り組んでいこうと思っています。(ニュースレター「あっぷる子育てプルプル通信」10月号原稿)

投稿者 akiuchi : 05:25 AM

September 29, 2006

県立こども病院、ハチジョー&COZY

自治医大前駅までひとを送ったついでに衝動的に自治医大こども病院を見学。小児科の桃谷先生に無理をいって案内してもらう。広い空間、明るい配色。栃木県が小児科医療に取り組む拠点となる病院。きっと私の施設で産まれた子供たちの何人かもこの病院のお世話になるのだろうと思うと感慨深かった。設計は日建設計。
その後ハチノジョーというお店でアルテミスを設計した高木さんと和田さんと飲む。室内の壁は大谷石。落ち着いた感じのいいお店だった。彼らから聞く建築の話はいつも刺激的だ。医療という後ろ向きの仕事と違って前向きなクリエイティブな世界はやはり羨ましい。(それなりに大変そうではあるが)
http://www.tochinavi.net/shop/shop1.shtml?s=3589
市役所西側のcozyというお店で2次会。毎週木曜日はJAZZ LIVEを開催。島田絵里(fl)&井上綾子(p)という若い女性デュオによる演奏を堪能した。「ジャズの街宇都宮」も悪くないなと思った。
http://www.ujazz.net/cozy00.htm
http://cozy.main.jp/

投稿者 akiuchi : 06:31 AM

安彦良和

弘前大学中退の漫画家。大塚英治が中野重治『村の家』の転向に関して言及していた。われわれよりも8年前に弘前大学教育学部に入学。きっと連合赤軍事件で逮捕された植垣康博と同じころに大学闘争を戦ったのだと思う。「虹色のトロツキー」をamazonで注文した。(植垣康博『兵士たちの連合赤軍』彩流社)
安彦良和
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日本の漫画作品
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漫画作品
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漫画作品 - 漫画家
安彦 良和(やすひこ よしかず、1947年(昭和22年)12月9日 - )はアニメーター、キャラクターデザイナー、漫画家。神戸芸術工科大学メディア表現学科教授。 北海道遠軽町出身。

目次 [非表示]
1 人物
2 略歴
3 受賞歴
4 作品リスト
4.1 漫画作品
4.2 小説作品
4.3 アニメーション作品
4.4 挿絵作品
5 外部リンク


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人物
1970年にアニメーターになり『機動戦士ガンダム』などに携わる。1979年に漫画家デビューし、数年間アニメと漫画を並行して制作した。1989年に『ヴイナス戦記』を監督して以降は専業の漫画家になった。その後も、キャラクターデザイナーとしていくつかのアニメに参加した。イラストレーションや小説も手掛ける。

漫画には歴史や神話を題材としたものが多い。レフ・トロツキーやネロなど実在の人物を題材にしたものや、日本の古代を舞台にしたものがある。雑誌連載のほかに、イエス・キリストやジャンヌ・ダルクを題材に全ページ彩色した漫画を書き下ろしで発表した。アニメーター時代に主要スタッフとして関わったアニメ『機動戦士ガンダム』の漫画版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を、ガンダム専門の月刊誌『ガンダムエース』に2001年から連載。

漫画をペンではなく筆で描くのが特徴。数々のイラストレーターの作画が急速にコンピューター化されていく中、独特のタッチとアナログで力強い彩色を行なう。

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略歴
1966年:北海道遠軽高等学校卒業、弘前大学教育学部人文学科西洋史専攻に入学。
1970年:学生運動を理由に弘前大学を除籍される。虫プロに入社。アニメーターとして『新ムーミン』などの制作に参加。
1973年:創映社(後のサンライズ)に移り、『機動戦士ガンダム』の作画ディレクターとキャラクターデザインを担当。
1979年:『リュウ』誌(徳間書店)に『アリオン』を発表し漫画家デビュー。
1986年:『アリオン』の劇場用アニメを自ら監督。
2006年:神戸芸術工科大学メディア表現学科教授に就任。
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受賞歴
1981年:第12回星雲賞(アート部門)受賞。
1990年:『ナムジ』により第19回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。
2000年:『王道の狗』が第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
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作品リスト
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漫画作品
アリオン
クルドの星
ヴイナス戦記
虹色のトロツキー
安東
王道の狗
アボジ
ナムジ
神武
Cコート
マラヤ
ジャンヌ
イエス
我が名はネロ
ネオデビルマン
韃靼タイフーン
蚤の王
機動戦士ガンダム THE ORIGIN
アレクサンドロス
三河物語 マンガ日本の古典 23
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小説作品
シアトル喧嘩エレジー
鋼馬章伝
聖王子ククルカン
テングリ大戦
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アニメーション作品
さすらいの太陽 作画設定
ワンサくん 原画
ろぼっ子ビートン  フィニッシュ担当(作画監督)
ゼロテスター 原画・演出
宇宙戦艦ヤマト 絵コンテ
さらば宇宙戦艦ヤマト 絵コンテ・原画
宇宙戦艦ヤマト2 絵コンテ
宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち 絵コンテ
勇者ライディーン キャラクターデザイン・作画監督
クムクム 原案・キャラクターデザイン
超電磁ロボ コン・バトラーV キャラクターデザイン・作画監督
闘将ダイモス 絵コンテ
無敵超人ザンボット3 キャラクターデザイン
機動戦士ガンダム キャラクターデザイン・作画監督
白い牙 ホワイトファング物語 キャラクターデザイン
クラッシャージョウ 監督・作画監督
巨神ゴーグ 原作・監督・キャラクターデザイン・作画監督
ヴイナス戦記 原作・監督
機動戦士Zガンダム キャラクターデザイン
機動戦士ガンダムF91 キャラクターデザイン
地球SOS それいけコロリン キャラクターデザイン
新海底軍艦 キャラクターデザイン
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挿絵作品
小説

『クラッシャージョウ』シリーズ(高千穂遙)
『ダーティペア』シリーズ(高千穂遙)
『黄金拍車』シリーズ(王領寺静=藤本ひとみ)
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外部リンク
安彦良和-WORLD(ファンサイト)
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%BD%A6%E8%89%AF%E5%92%8C" より作成
カテゴリ: 漫画家 | アニメーター | 北海道出身の人物 | 1947年生

投稿者 akiuchi : 06:18 AM

September 28, 2006

横浜・堀病院事件 県警、異例の反論

9月のメルマガで医療事故に警察・検察が介入することが如何に不合理かということを取り上げた。日本の医療崩壊は着実に進行している。

■虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹「慈恵医大青戸病院事件-医療の構造と実践的倫理-」
わが国の警察、検察は犯罪捜査と刑事責任追及はすべてに優先すると考えているらしい。そのために事故が多発しようが、医療が混乱しようが、気にする様子はうかがえない。警察、検察を抑えるべき権威はわが国には存在しないようにみえる。(中略)警察は理解力に問題があるためか、科学にも敬意を払わない。見込み捜査と自白強要という、昔ながらの犯罪捜査が、科学的調査を必要とする場面に土足で踏み込んでいる。警察、検察の活動について、チェック機構が働いているように思えない。チェックのない権力がどのようなものか、歴史を紐解くまでもなく、現在の世界を観察すれば十分に理解できる。」(p76)プルプル通信メルマガ版 第42号 *9月号*(Vol.19 No.16)2006年9月20日発行

横浜・堀病院事件 県警、異例の反論 医会などの強制捜査批判に

 横浜市瀬谷区の堀病院で無資格の看護師らが助産行為をしていたとされる事件で、日本産婦人科医会などが神奈川県警の強制捜査を批判していることについて、井上美昭・県警本部長は6日の定例記者会見で、「不当と言われるいわれはない。関係機関の法的な解釈を事前に照会したうえ、厳正に捜査している」と異例の反論をした。
 県警は8月24日、保健師助産師看護師法違反の疑いで堀病院を家宅捜索。日本産婦人科医会と日本産科婦人科学会は9月1日に見解を公表し、「大がかりな捜査は極めて不当。産婦人科医療の現場に深刻な打撃を与えた」と批判。県産科婦人科医会も「堀病院を全面的に支援する」と表明している。

[読売新聞 ]2006年9月7日(木)

「無資格助産」捜査批判に反論 県警本部長「法的解釈踏まえ慎重捜査」=神奈川

 横浜市瀬谷区の堀病院への捜査批判が医療関係者の間からあがっていることに、井上美昭・県警本部長が6日、正面から反論した。捜査中の個別の事件について、県警幹部が反論するのは異例。「不当」などと言われる筋合いではないという立場を、明確にした。
 ◆県警本部長との一問一答
 井上県警本部長の一問一答は次の通り。
 --堀病院への家宅捜索について、日本産婦人科医会など医師側から「捜査が不当」という声があるが。
 法的な手続きに従って、厳正に捜査を進めていきたい。「不当」という指摘は、いかがかなあという感じは持っている。ただ捜査中なので、どこがどうなんだ、というのは控えたい。感想としては、そういうふうに言われるいわれはないと思っている。
 --法律解釈に議論がある時点での家宅捜索に反発があるが。
 被害の申告がなされ、当然、捜査をする責務がある。こういう捜査をする場合、関係機関の法的な解釈ということについても、事前に照会している。そういうことを踏まえ、非常に慎重に捜査をしていた。
 --結果として医療界に大きな影響を及ぼしているが。
 関係機関、行政、医師会が事案を踏まえ、議論して、対策を取ることが大事ではないか。県警が投げかけた事案を受け止めていただければ、ありがたい。むしろ今回の事案を経験し、国民にとっていい方向に関係機関が進めていくのが、大事なこと。粛々と捜査を進めていく。

[読売新聞 ]2006年9月7日(木)

投稿者 akiuchi : 03:46 PM

現場から:堀病院事件こう考える 

「現場」というのは記者の取材現場のこと、24時間本当に密着して毎日の記者はお産の現場を取材しているのだろうか?日本テレビで先日放映されたドキュメント番組(中京テレビ製作)はそういう意味で大変よくできていると思う。毎日新聞横浜支局の記者3名は男ばかりのようなのでお産なんて今まで真剣に考えたことがないから仕方がないのかもしれないが内容が似通っていて毎日流とでもいうのか個性が全く感じられない3つの文章に接してマスコミ人にはもう少し修行を積んで欲しいとも思った。
http://blog.med-apple.co.jp/mailmaga/diary/archives/2006/09/post_15.html

現場から:堀病院事件こう考える /神奈川

 ◇産科医不足論議と直結するのか
 「今回の事件で『お産をやめる』という医師が相次いでいる」
 取材した産科医たちはみな訴えた。お産があれば昼夜問わず呼び出される激務。そのうえ警察の捜査対象になるとあっては、ただでさえ成り手が少ない産科医不足に拍車がかかるというのだ。横浜支局に連日届くメールや手紙の中には「毎日新聞は産科医療を破壊するつもりなのか」という批判もあった。
 だが、産科医の窮状がこの事件と直結するだろうか。
 県警の家宅捜索容疑になった03年12月29日の女性(当時37歳)の出産を担当した医師は、分娩(ぶんべん)直前に初めて女性を診て、取り上げ後に別の外来患者を診察し、その後分娩室に戻ったという。同病院の分娩は1日平均8人。夜間に出産が重なることも少なくないはずだ。医師や看護師が奔走する様子が見えてくる。
 その一方、堀病院はここ5年間、助産師が6~7人しかいなかった。横浜駅から最寄り駅まで急行電車で15分、そこから徒歩5分。助産師偏在が問題視されているが、地方病院とは立地条件も規模も違う。なぜ助産師が集まらないのか。待遇に問題はなかったのか。
 「次々と来る患者を他に回せなかった」。堀健一院長(78)は話した。だが、患者受け入れを抑制していた形跡はない。それどころか、ホームページでサービスの充実をアピールし、赤ちゃん連れ去り事件が起きると急きょ新生児にICタグ装着を導入するなど、マスコミへのPRが巧みだった。「出産数日本一」の看板は少なくとも十数年前から掲げていた。
 受け入れ限界を超えていた可能性があるにもかかわらず、広く患者を集めて受け入れたのは、「お産難民」を生まないようにという良心からなのか。「出産数日本一」が結果ではなく、目的となった部分はないのか。今はまだ答えが出ない。だが、少しでも真実に近づきたい。【伊藤直孝】
 ◇院長の説明責任、もっと果たして
 県警が家宅捜索に踏み切った8月24日、報道陣の取材に時折笑みを浮かべながら応じた堀健一院長は言った。「患者さんに説明しても、法的なことは分からない」
 耳を疑った。大学病院ですら「患者本位の医療」を声高に叫ぶ時代。それなのに、何という言葉なのだろう。
 堀病院のサービスは、ある意味では“充実”していた。
 ホームページでは堀院長自らセールスポイントをうたい、「出産数日本一を誇るユニークな産婦人科を目指して頑張っています」と宣言。院内の掲示板は前日までに生まれた赤ちゃんの数を掲げている。高級車による送迎やエステルーム。赤ちゃんの産声や立ち会い分娩の父親の感想を収めたCDアルバムまでプレゼントしてくれる。「テレビにも数多く登場し、サービスが充実しているから」。堀病院を選んだ理由を泉区の主婦はそう語っていた。
 だが、肝心の診療は“充実”していたのか。非常に疑問がある。
 県と横浜市の調査では堀病院の常勤医師数は89年の6人から04年まで変わっていない。一方、看護師、准看護師数は28人から39人へ増え、一般病床数も47床から77床と大きくなった。年間3000人の出産数を取り上げるのに、10年以上同じ医師数で大丈夫だったのだろうか。
 さらに入、通院する妊婦に対し、看護師らに助産行為を行わせてきた事実も、その行為が法的に問題があることも伝えていなかった。「出産数日本一」なのだから、信頼できる医師と助産師が立ち会ってくれると信じていた人は多かったはずだ。それを逆手に取って違法行為を続けていたとしたら、医師としての見識が疑われる。
 外見のサービスは日本一でも、肝心のお産についてどれだけ考えていたのか。堀院長は先月25日の記者会見以来、沈黙を貫いている。きちんと説明してほしい。【堀智行】
 ◇不安あおらず取材続けたい
 取材で堀病院を訪れたある日の午前5時過ぎ。正面玄関から、ピンク色の妊婦服を着た妊婦たちが、薄暗い診察室前の長いすにずらりと腰かけているのが見えた。初めて見た光景に驚いた。
 「失礼ですが、ご家族はいらっしゃいますか?」。堀病院が県警の家宅捜索を受けた翌日、支局に女性の声で電話があった。「いえ、まだ独り身です」と答えると、女性は「家族がいる人にあんな記事が書けますか。産めなくて困っている人がたくさんいるのに」と語気を荒らげた。この女性は子供2人を堀病院で産んだといい、堀健一院長らに「大変よくしてもらった」と言う。
 私が取材した女性の中には、自宅近くの産婦人科が分娩をやめてしまい、堀病院に来たという人が3人いた。院長が「お産をやめるわけにはいかない」と言うように、堀病院は社会的要請に対応していたようにも思える。
 「お母さんに言われて不安になったけど、今から転院して、産める病院が見つかるのかも不安」。妊娠9カ月という22歳の主婦はまゆをひそめて話した。妊婦たちも悩む。横浜市の立ち入り調査で、堀病院のほかにも看護師に内診をさせていた病院があることも新たに分かった。気軽に転院できる、という状況でもないようだ。
 「院長は気さくな人だった」という声もよく聞く。それゆえ、思ったことをしゃべり過ぎるのだろう。記者たちの前でよどみなく、はっきりした物言いで持論を展開した。事務長が会見を打ち切り、院長の腰に手を回して守るように病院内に消えたのが印象的だった。
 いたずらに不安をあおる報道はしたくない。この問題は堀病院だけのものではないのかもしれない。未婚で男の私は、取材を続けて妊婦さんの気持ちに少しでも近づくしかない。そう痛感している。【池田知広】

[毎日新聞 ]2006年9月8日(金)

投稿者 akiuchi : 11:12 AM

無資格助産事件 捜査の停止求める見解公表

横浜の医師会・医会の戦いが孤軍奮闘にならないように全国の産婦人科医会と医師会は支援体制を組むべきだろう。ちょうどこの記事が出た23日は家族と横浜の中華街に行っていた。横浜は宇都宮に比べるとはるかに大きな都市だが医療においてはどうも遅れているのかもしれない。
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問われる「日本一」:堀病院・無資格助産事件 捜査の停止求める見解公表 /神奈川

 ◇県警捜査の停止求める見解公表、県医師会「法に不備あり」と
 横浜市瀬谷区の産婦人科病院「堀病院」の無資格助産事件で、県医師会(田中忠一会長)は21日、県警の捜査に対し「保健師助産師看護師法(保助看法)は助産の定義がないなどの不備があり、不備を正さず捜査を実施することは不当。捜査を速やかに停止するよう求める」とする見解を公表した。
 見解で同会は、県警の捜索容疑で、助産師と医師以外は助産行為ができないと定めた保助看法30条(助産業の制限)について、「保助看法に助産の定義はない」とした上で、看護師は「診療の補助」ができると規定した同法5条を例に取り「医師は診療として助産でき、看護師は医師が行う助産を補助できることになる」として看護師による助産は認められる余地があるとしている。
 厚生労働省は02年と04年に新生児の取り上げや内診などが保助看法上の助産に該当するとの見解を示したが、同会は「助産の定義については専門家ごとに解釈が異なる。医療について最終責任を持つ医師の立場から見ると、法に不備があるという見方になる」と説明する。【伊藤直孝】

[毎日新聞 ]2006年9月23日(土)

投稿者 akiuchi : 11:03 AM

無資格助産事件 市公表の4診療所

助産師がいない診療所は法律違反の犯罪組織だから受診するなととでも毎日新聞は言いたいのだろうか?この手の暴力を放置していていいのか・・・・医師会・医会は断固として抗議すべきだろう。横浜市も何を考えているのか?お産をするものが困るだろうに。助産所なら安全、安心とでも考えているのだとしたら大問題になるぞ!
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問われる「日本一」:堀病院・無資格助産事件 市公表の4診療所、苦境訴え /神奈川

 ◇横浜市公表の4診療所、“助産師偏在”の苦境訴えも
 ◇「募集しても来ない」--市調査結果に反論の院長も
 横浜市瀬谷区の産婦人科病院「堀病院」の無資格助産事件で、横浜市は25日、緊急立ち入り調査の結果、同市内の4診療所でも看護師や准看護師が無資格で助産をしていたと発表、診療所名を公表した。しかし、公表された診療所側からは「(無資格助産を)いっさいやらせないというのは大変なこと。助産師を募集しても来ない」と現状を訴える声も。市は改善指導をしたものの“助産師偏在”とも言われる産科医療現場の苦境を反映した調査結果になったとも言えそうだ。【鈴木一生】
 市は先月29日~今月21日の間、市内で分娩(ぶんべん)を実施している25診療所に医療法に基づく立ち入り調査をした。院長や看護師長からの聞き取り調査と助産録や看護記録などから、医師・助産師の勤務状況や誰が助産行為をしたか調べた。
 その結果、▽セントマリアクリニック(同市青葉区)▽レディースクリニック服部(同)▽こどもの国レディスクリニック(同)▽仲町台レディースクリニック(同市都筑区)の4診療所で、看護師や准看護師による無資格助産が行われていたとした。
 このうち、レディースクリニック服部は3日に1回の割合で准看護師が当直勤務。夜間に分娩が重なった際、准看護師が月に3~4件の割合で、産道に指を入れてお産の進行状況を確かめる「内診」をしていた。
 服部一志院長は「以前からなるべくやめなくてはと感じていたが、堀病院の家宅捜査があり、やめた。(准看護師らによる内診は)厚生労働省の通達が出るまではみんながやっており、いっさいやらせないというのは大変なこと。助産師を募集しても来ない。お産の数を減らさない限り体力が持たない。名前が公表され、助産師不足が社会に理解されることが大切と思っている」とコメントした。
 そのほかの3診療所は手術中に分娩が重なった際、年に数回の頻度で看護師が内診をしていたという。
 セントマリアクリニックの梅内正勝院長は毎日新聞の取材に「手術中に分娩が重なった際に、看護師が緊急避難的に内診した可能性があると市に答えた。実際にあったかどうかは確認できず、あったと断定されるのは違う」と市の調査結果に反論した。
 今回の4診療所は既に無資格助産は行われておらず、市は2~3カ月後に再度立ち入り調査などを実施して改善状況を確認する。市は既に堀病院を含む2病院で無資格助産が行われていたと発表しており、これで市内の計6医療機関が無資格助産をしていたことになる。

[毎日新聞 ] 2006年9月26日(火)

投稿者 akiuchi : 10:51 AM

闘論:医師不足の理由

毎日新聞に面白い記事が出ていた。
どっちの意見ももっともでどこが「闘論」なのか?企画倒れの内容。済生会栗橋病院の本田先生は私と同じ52歳で弘前大学の卒業。面識はないがこうして同窓の先輩(2学年上か?)が活躍していることに励まされる。疲れた勤務医は開業に逃げるというくだりは産婦人科開業医には当てはまらないということを他科の先生方には理解できないだろうと医師会の集まりに参加して痛感する。

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闘論:医師不足の理由 西村周三氏/本田宏氏

 地方の公立病院や産婦人科など勤務が厳しい診療科で「医師不足で、満足な医療ができない」との悲鳴が相次いでいる。ただ、医師は年間3500人以上も増えている。医師不足の根源的な原因は、絶対数が足りないせいなのか、それとも都市部や特定の診療科に偏っているせいなのか。専門家2人に聞いた。(題字は書家・貞政少登氏)
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 ◇「偏在」こそが問題 病院経営改革も必要--京大教授・西村周三氏
 医師の需給を考える際、最も注目すべき問題は「偏在」だ。東京、大阪などの大都市には十分な医師がいるが、地方の公立病院は必要数を確保できない。産婦人科や小児科など特定の科の医師の不足も目立つ。
 日本の人口当たりの医師数は、OECD(経済協力開発機構)加盟国の平均より少ないが、医師と看護師など他の医療職との仕事の分担は国によって異なり、この比較だけで日本の医師が足りないとは言えない。日本の医師総数は年約1・6%の割合で増えているが、どう増やすかには科学的根拠が必要だ。
 英米では、どんな病気が増えているかや医療技術の進歩に伴う各診療科の勤務時間の変化などを、かなり詳しく分析し、医師の需給予測をしている。一方、日本は旧厚生省の検討委員会が76年、「2025年には医師が1割程度過剰になる」と予測。医学部の定員削減などが始まった。
 しかし、推計は粗いものだった。高齢化社会の到来や患者ニーズの変化を考慮していなかった。勤務が過酷な病院や診療科を若手医師が避けたり、結婚や育児との両立に悩む女性医師が増えたことも想定外で、現在の偏在につながった。
 いまこそ、国は地域性や医療技術の進歩も踏まえた緻密(ちみつ)な予測をし、偏在を解消しなければならない。
 医学教育では、「どこで働くどんな医師を育成するか」という視点が不可欠だ。政府は、医師不足が深刻な10県の大学医学部の定員増を認めたが、定数だけ増やしても根本的解決にならない。地方の大学の医学生が、必ずしも地方にとどまるわけではないからだ。
 まず、国・自治体と大学が十分に協議し、地域の医療ニーズを分析して、育成すべき医師像や数、診療科の配置を検討すべきだ。
 病院経営の改革も欠かせない。勤務医は、忙しい診療科でも、そうでなくても給料があまり変わらない。こうした不合理な報酬体系を見直し、忙しい診療科の医師には勤務に応じた給料を支払い、不公平感をなくしていけば、忙しい科への医師の誘導も可能になる。
 医師不足が深刻な全国の公立病院では、報酬体系や医師間の役割分担を抜本的に見直すため、条例で病院長に一定の裁量権を与えることも、解決の一手になる。【構成・大場あい】
 ◇絶対数抑制が主因 学部定員5割増急務--済生会栗橋病院副院長・本田宏氏
 1980年代以降、日本の医療行政は医療費削減が最優先になり、全国の医師数はカネの観点から検討され、医師数抑制が当然の流れとなった。この政策が現在の医師不足を生んだ。つまり、日本の医師は絶対数が不足しているのであって、「偏在が原因」というのは事実誤認だ。日本の医師数は約26万人だが、OECD加盟国の人口当たり医師数の平均にあてはめればまだ12万人少ない。全都道府県がOECD平均に満たず、どこへ行っても医師が足りないのが実態だ。
 日本の医師の過重労働ぶりも示したい。日本の医師1人当たりの年間外来対応数は8000件以上、OECD平均は約2500件だ。日本の医師の平均労働時間は、59歳まで週60時間を超えているが、欧米で週60時間を超える年代はない。この状況で、なぜ、「OECD平均より医師数が少なくていい」と言えるのか。
 医師になって17年目の女性からの年賀状に、「今年の目標は、精も根も尽き果てる働き方をせずとも安全な医療を提供できること」とあった。現場の医師は、自分の健康や金もうけではなく、過労による医療事故を一番恐れているのだ。
 さらに、医療の高度化によって治療や投薬が複雑になり、複数の専門医が一人の患者に対応することが求められている。団塊の世代が高齢化すれば、受診者数も爆発的に増える。今の態勢のままでは、適切な医療を受けられない「医療難民」だらけになる。
 だが、実態を知らない患者は「高級ホテル」のような医療を求める。「ビジネスホテル」の戦力しかないのに、だ。私は外科医になって28年、家族ではなく患者最優先で生きてきた。女性医師の中には、結婚をあきらめた者も多い。そこまで頑張れない医師が現場を離れ、開業医や非常勤医になる「立ち去り型サボタージュ」を起こし始めた。
 問題は、この現状が国の政策に生かされていないことだ。世界は、安全な医療のため医師を増やしているのに、日本だけが背を向けていいのか。医学部定員を現在より50%増やし、GDP(国内総生産)比で8%の国全体の医療費支出を主要7カ国(G7)並みの10%へ引き上げることを求めたい。今、対策を取らねば、一番不幸になるのは国民だ。【構成・永山悦子】
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 ■人物略歴
 ◇にしむら・しゅうぞう
 京大経済学部卒。86年から同学部教授。副学長。医療経済学専攻。61歳。
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 ■人物略歴
 ◇ほんだ・ひろし
 弘前大医学部卒。89年から済生会栗橋病院外科部長、01年から現職。52歳。

[毎日新聞 ]2006年9月25日(月)

投稿者 akiuchi : 10:29 AM

September 27, 2006

助産師関連7団体が緊急要望書

助産師の業務独占宣言>開業産婦人科医の崩壊>助産所も安全性の観点から廃止>集約化・センター化>経済性優先のお産システムの完成=官僚のシナリオ・・・どうして解らないのかな?
院内助産院って何?

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■安心、安全、満足なお産の確保に向け助産体制の強化を!!
助産師関連7団体が緊急要望書 /2006年9月22日(247KB)
http://www.nurse.or.jp/koho/h18/20060922.pdf

投稿者 akiuchi : 12:17 PM

医師:小児・産婦人科医、1割超減る--県内主要28病院 /栃木

私の調べたところでは栃木県内の産婦人科医師総数は一定しているのだが2次医療機関の医師数がここへ来て一気に少なくなっているということだと思う。それでも他県のような大きな混乱が起こらないのはやはり1次医療機関である開業産婦人科医院がしっかりしているからというと自画自賛になってしまうかな?

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2006年9月12日(火)

 県議会地域医療・保健対策特別委員会が11日開かれ、県は04年8月から今年8月までの2年間で、県内の主な28病院の小児、産婦人科医師数がともに1割以上減っていることを明らかにした。
 県医事厚生課によると、小児科医は04年8月1日に49人だったのが、今年8月1日で43人になり12・2%の減少。産婦人科医は同51人から45人となり、11・8%減少した。医師数全体が5・5%減ったのに比べ、際立った減少率を見せた。
 しかし、8月に関係省庁がまとめた「新医師確保総合対策」で、国が医師の養成数増員を容認する「医師不足県」には選ばれなかったことも報告した。【関東晋慈】

[毎日新聞 ]
栃木県の産婦人科医数.jpg

投稿者 akiuchi : 11:06 AM

山路・白梅学園大教授に聞く

今回の横浜内診問題に関しては毎日新聞の明らかな暴走報道ぶりが目立っているがこの山路という元毎日新聞論説委員が厚生労働省検討会座長を務めているということでなぞが一気に解けた気がした。毎日の報道姿勢は今後とも厳しく追及されることになるだろう。「山路教授は産道に指を入れてお産の進行状況を見る「内診」について「高度な医療行為で、専門家である助産師と医師以外に認めるべきではない」と主張」しているようだが果たしてその根拠は何?「内診は微妙な判断を要する医療行為で、医師と助産師以外に認めるべきではないとの意見が大多数だった。」という大多数というのは検討会の構成メンバー選びの段階で既に多数派は決まっているということじゃないのかな?医療に素人の裁判官に医療訴訟を任せる以上に政治的背景を持つ人間をこの手の検討会座長に据える厚労省の対応にはじめから結論ありきの姿勢が伺える。これでは現場はたまったものじゃない。
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横浜・病院無資格助産行為:現場の待遇改善を 山路・白梅学園大教授に聞く /神奈川 - 毎日新聞 (1280文字)
 2006年8月29日(火)

 ◇厚生労働省検討会座長・山路憲夫教授(白梅学園大)に聞く
 横浜市瀬谷区の産婦人科病院「堀病院」(堀健一院長)による保健師助産師看護師法違反(無資格助産)事件で、同法のあり方に関する厚生労働省の検討会座長を務めた山路憲夫・白梅学園大教授(59)が28日、毎日新聞のインタビューに応じた。山路教授は産道に指を入れてお産の進行状況を見る「内診」について「高度な医療行為で、専門家である助産師と医師以外に認めるべきではない」と主張。「助産師は不足と言うほどではない。産科現場での待遇改善が急務」と指摘した。【伊藤直孝、写真も】
 ◇証拠があるなら立件当然
 ――昨年4~11月に検討会で、看護師の内診についてどのような議論が交わされたのか。
 山路教授 日本産婦人科医会は助産師の人手不足を理由に、看護師に分娩(ぶんべん)第1期(陣痛開始後、子宮口全開まで)の内診を認めてほしいと陳情していた。02、04年に厚労省は「認められない」と通知したが、これも含め保助看法の課題を話し合おうと検討会が開かれた。取りまとめは「両論併記」と言われたが、内診は微妙な判断を要する医療行為で、医師と助産師以外に認めるべきではないとの意見が大多数だった。
 ――助産師は不足しているのか。
 山路教授 厚労省の報告書をみると、10年は助産師の需要2万9600人に対し、供給は2万8700人となる見通し。日本助産師会は稼働していない人も含め助産師が5万5000いると試算しており、看護師として働いている助産師もかなりいるはずだ。不足というほどではない。
 一方、滋賀県は昨年3月、助産師の勤務実態について、産科診療所は病院に比べ労働条件が悪く、パートも多いとの報告をまとめた。そもそも産科診療所が正規の助産師募集をしていないから、助産師が根付かない、常勤助産師がいない産科診療所もたくさんある。厚労省は産科診療所に助産師配置を義務付ける立法措置が必要ではないか。
 ――産科は経営が苦しいので、助産師の正規雇用が難しいのでは。
 山路教授 中央社会保険医療協議会の実態調査をみると、産科は相対的には厳しいが、経営が成り立たず、診療報酬を上げなければいけないほどの実態はない。結局、人件費を削るために助産師を正規雇用していないから、看護師に内診を認めてほしい、と主張しているように見える。安易な考えだと思う。
 ――事件によって産科医の分娩離れが加速するのでは。
 山路教授 看護師の助産行為は現行法上明らかに違法で、証拠があるなら警察が立件するのは当然だ。まして分娩第2期の准看護師の内診が事実とすれば、検討会の議論(分娩第1期)以前の問題だ。これまで半ば公然とやっていた産科医側は反省するきっかけとしてほしい。
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 ■人物略歴
 ◇やまじ・のりお
 1946年三重県生まれ。慶応大卒業後、70年毎日新聞社入社。論説委員などを経て03年4月から白梅学園短大教授(社会保障論)。昨年4月から現職。著書に「医療保険がつぶれる」(法研)など。

[毎日新聞 ]


投稿者 akiuchi : 03:49 AM

DVDカメラ

日立DVDカメラDZ-GX3100
DVDカメラdzgx3100.jpg
DVDに直接書き込むタイプのビデオカメラを入手した。便利な機械が安い価格で普及する家電業界の技術革新の波(価格競争)に脱帽。これからはハイビジョンになるのだろうが果たして付いていけるだろうか?

投稿者 akiuchi : 02:01 AM

THE DAZZ BAND

7月、初めてコットンクラブに行って生バンドの迫力いっぱいの演奏に接してまた学生時代のジャズ魂が蘇って来た。ちょっと学生時代に聴いていたジャズとはかなり違っていたのだが元気をもらうことができた。まだまだ引きこもっているわけにはいかない。
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ザ・ダズ・バンド
Bobby Harris (vo,sax), Skip Martin (vo,tp), Marlon McClain(vo,g),
Nate Philips(vo,b), Reginald Jones(key), Raymond Calhoun(ds)
THE DAZZ BAND.jpg
ファンクとバラードを武器に80年代のブラコン・シーンを賑わした
“ダンサブル・ジャズ(=DAZZ)”なバンドが登場!

ダズ・バンドは80年代屈指のヴォーカル&インストゥルメンタル・グループ。サックス奏者のボビー・ハリスを中心にオハイオ州クリーヴランドで結成された彼らは、当初「キンズマン・ダズ」として70年代後半にメジャー・デビュー。LAを拠点に、アース・ウィンド&ファイア(EW&F)のフィリップ・ベイリーらに制作を仰ぎ、ホーン・セクションを導入したスムーズなナンバーをプレイした。その後メンバーを再編して「ダズ・バンド」と改名。80年にモータウンに移籍すると、“Let It Whip”が82年にR&Bチャート1位(総合5位)を記録するなど多くのヒットに恵まれた。グループ名のダズ(Dazz)とは“ダンサブル・ジャズ”を意味し、キャッチーなファンクとムーディーなスロウ~ミディアムでファンを魅了。後にクール&ザ・ギャングに加入するリード・ヴォーカリスト、スキップ・マーティン(後に復帰)の甘いヴォーカルもグループの強力な武器となった。80年代後半にはモータウンを離れ、現在はインディで活動中だが、その間も精力的にツアーをこなし、2001年の『Time Traveler』(Major Hits)まで良作も多数。裏方として現R&Bシーンにも関わる腕利きのメンバーたちによって、あのグルーヴが蘇る!

Dazz Band
(だず・ばんど) [ダズ・バンド]
ファンク・バンドになくてはならない要素――1つは、いやが応にも腰を揺らさせるファンク・グルーヴ、もう1つは、聴くものを蕩かしてしまう甘~いバラード。この2つを兼ね備えたバンドが70年代後半から80年代前半にかけて群雄割拠のごとく乱立した。キャメオ然り、ギャップ・バンド然り、そして、ダズ・バンド然り、である。
デビュー当初は、キンズマン・ダズと名乗り、アース・ウィンド&ファイアー風のサウンドを聴かせていたが、3rdアルバム『インヴェイション・トゥ・ラヴ』(80年)より<モータウン>レコードに移籍し、ダズ・バンドと改名。敏腕プロデューサー、レジー・アンドリュースと出会い、彼らの魅力が開花する。このコラボレーションはポップなファンク・ナンバー「レット・イット・ホイップ」「ワン・フォー・ザ・ファン」などのヒットを生み出し、最高傑作『オン・ジ・ワン』(83年)を完成させた。ブライトなファンク・ナンバーと、ムーディなスロウ~ミディアム路線が共に充実したこのアルバムでは、演奏もヴォーカルも冴え渡る。ホーン・セクションをフィーチャーしたパーティー・チューン「パーティー・ライト・ヒア」、ヴォーカル・グループとしての実力を証明したアカペラ・バラード「ア・ラヴ・ソング」と、硬軟織り交ぜたダズ・サウンドを確立させた。
その後は、ファンク路線を強めていき、現在はマイナー・リーグで活動を続けている。

ディスコグラフィー
タイトル リリース日 種類
アンダー・ザ・ストリートライツ 1997/07/02 CD
ベスト・オブ・ダズ・バンド 1996/03/01 CD
ジョイスティックス 1986/08/21 アナログ(アルバム)
ホット・スポット 1986/07/21 MT(ミュージックテープ)
ホット・スポット 1986/07/21 アナログ(アルバム)


投稿者 akiuchi : 01:39 AM

September 26, 2006

東京JAZZ2006

東京JAZZ2006

9月30日(土)、10月1日(日) 東京JAZZ2006の模様がNHK 衛星ハイビジョンで放送される予定です。
NHK 衛星ハイビジョン 9月30日(土)午後10:00~翌午前1:00
NHK 衛星ハイビジョン 10月1日(日)午後10:00~翌午前1:00

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9月2日(土)OPENING ACT レ・フレール

斎藤守也(p)、斎藤圭土(p)

Eagle
Joker
Boogie Woogie Impro.
Club IKSPIARI
Boogie Back to YOKOSUKA

DAY 12:30~
AROUND THE GLOBE 渋さ知らズオーケストラ

不破大輔(ダンドリスト)、片山広明(ts)、佐藤帆(ts)、小森慶子(as,ss)、
立花秀輝(as)、川口義之(as)、鈴木新 (ss,syn)、鬼頭哲(b)、北陽一郎(tp)、辰巳光英(tp)、室舘彩(fl,vo)、関根真理(per,vo)、磯部潤(ds)、
ツノ犬(ds)、岡村太(ds)、ヒゴヒロシ(b)、ファン・テイル(b)、
斉藤‘社長’良一(g)、大塚寛之(g)、渡部真一(mc)、ペロ(dance)、
東洋(“butoh”dance)、ちえ(“butoh”dance)、たかこ (“butoh”dance)、しも Shimo(“butoh”dance)、横沢紅太郎(vj)、青山健一(draw)、田中篤史(se)

ナータム
ライオン
股旅
仙頭
ステキチ

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~東京JAZZ PACIFIC ALLSTARS Vol.1~
ジャパン・オーストラリア・ジャズオーケストラ
Music Producer
クリヤ・マコト(p)、キャメロン・ディエル(g)

Featuring
寺井尚子(vln)

太田剣(sax)、早川哲也(b)、大坂昌彦(ds)、フィル・スレーター(tp)、
マット・キーガン(ts)、ジェームズ・グリーニング(tb,didjeridu)

Bone Epilogue
Open JAJO
Only Connect
S.F.M.
Kill Download
春よ来い
Zalkis
Get Away

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ロス・バン・バン

フアン・フォルメル(b,cho)、マヌエル・ラバレラ(cga)、
フリオ・ノロニャ(guiro)、マリオ・リベラ“マジート”(vo)、
サムエル・フォルメル(ds)、アブデル・ラサルプス“レレ”(vo)、
ジェニセル・バルデス“ジェニー”(vo)、
ロベルト・エルナンデス“グアヤカン”(vo,cga)、
アルバロ・コジャド(tb)、ホルヘ・レリエブレ(fl,cho)、
エドムンド・ピナ“ムンド”(tb)、イルヴィング・フロンテラ(vln)、
ウゴ・モレホン(tb.orr.syn)、ペドロ・ファハルド(vln)、
パベル・モリナ(cb)、ボリス・ルナ(p)

CHAPEANDO
TIM POP
MUEVETE
DESPUES DE TODO
SOY TODO
CORAZON
SOMOS CUBANOS
LA CABEZA MALA

NIGHT 18:30~
PIANO NIGHT オースティン・ペラルタ・トリオ

オースティン・ペラルタ(p)、ロン・ブルーナー(ds)、鳥越啓介(b)

PASSION DANCE
LIVING SPACE
MANTRA
UNTITLED ORIGINAL IN D

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ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ

ハンク・ジョーンズ(p)、ジョン・パティトゥッチ(b)、オマー・ハキム(ds)

Au Privave
You Don't Know What Love Is
I'm Old Fashioned
Song for My Father
Corcovado
Autumn Leaves
Moose the Mooche
Blue Monk

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上原ひろみ

上原ひろみ(p)、トニー・グレイ(b)、マーティン・ヴァリホラ(ds)

XYZ
SPIRAL
RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION
THE TOM AND JERRY SHOW
LOVE&LAUGHTER

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チック・コリア & トロンハイム・ジャズオーケストラ

チック・コリア(p)、
フローデ・ニーモ(as)、トール・イットレダール(sax)、
アトレ・ニーモ(ts)、ヒェーティル・モーステル(ts)、
ヨン・ポール・インデルバルグ(bs)、トルガイル・アンドレーセン(tp)、
アイヴィン・ヌーシェット・ロンニング(tp)、トーレ・ヨハンセン(tp)、
オイヴィン・ブラッケ(tb)、インゲ・H・モッテンセン(horn in F)、
オイスタイン・ボーズヴィーク(tu)、ハンス・クリスティアン・フローネス(g)、スタイナル・ラークネス(b)、ホーコン・ミョーセット・ヨハンセン(ds)、アーラン・スコムスヴォル(cond/arr)

SUITE No.2
DUENDE
CRYSTAL SILENCE
WINDOWS
MATRIX
EXTRA:SPAIN

9月3日(日)OPENING ACT 小沼ようすけ & 太田剣

小沼ようすけ(g)、太田剣(sax)、大槻“カルタ英宣”(ds)、金子雄太(org)

Swingroove
Happy Play Ground
Off Shore
EMJ

DAY 12:30~
ジョイス・ウィズ・スペシャルゲスト・ロベルト・メネスカル

ジョイス(vo,g)、ロベルト・メネスカル(g)、
ナイール・プロヴェータ(cl,sax)、ロドルフォ・ストロエター(b)、
トゥチ・モレーノ(ds)

BANDA MALUCA
SAMBA DE UMA NOTA SÓ
BALANSAMBA
O BARQUINHO
BRASIL PRECISA BALANÇAR
TELEFONE
BERIMBAU
FEMININA
BENÇÃO BOSSA-NOVA

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デイヴ・コズ

デイヴ・コズ(sax)、ブライアン・シンプソン(key)、トニー・メイデン(g)、ビル・シャープ(b)、スティーヴォ・シアード(ds)

Honey dipped
Together Again
All I See Is You
Silverlining
The Pink Panther
It's All Good
Sha-la Song
Smile
Natsu No omoideh
I'll be There

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ラリー・カールトン・ウィズ・スペシャルゲスト・ロベン・フォード

ラリー・カールトン(g)、ロベン・フォード(g,vo)、ジェフ・バブコ(key)、トラヴィス・カールトン(b)、トス・パノス(s)

THAT ROAD
BURNABLE
LC F#
TALK TO YOUR DAUGHTER
DERRICK'S BLUES
RIO SAMBA

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インコグニート

ジョン・ポール・“ブルーイ”・マウニック(vo)、イマーニ(o)、
ジョイ・ローズ(vo)、トニー・モムレル(vo)、アンディ・ロス(sax)、
シド・ゴールド(tp)、トレヴァー・マイアス(tb)、マット・クーパー(key)、トニー・レミー(g)、フランシス・ヒルトン(b)、リチャード・ベイリー(ds)

INTRO(ALWAYS THERE)
Colibri
LABOUR OF LOVE
EVERY BODY LOVES THE SUNSHINE
TALKIN LOUD
WHO NEEDS LOVE
ALWAYS THERE
MORNING SUN
EVERYDAY
STILL A FRIEND OF LOVE

NIGHT 18:30~
ENCOUNTERS マーカス・ミラー & スペシャルゲスト フランク・マッコム

マーカス・ミラー(b)、フランク・マッコム(vo,key)、
キース・アンダーソン(sax)、プージー・ベル(ds)、
グレゴリー・マレット(hca)、ボビー・スパークス(key)、
パッチェス・スチュワート(tp)

HIGHER GROUND
JEAN PIERRE
CUPID'S ARROW
SHINE
EVERYTHING IS EVERYTHING
COME TOGETHER

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チック・コリア meets 上原ひろみ

チック・コリア(p)、上原ひろみ(p)

Summertime
Bolivar Blues
Improvisation
Windows
Humpty Dumpty
All Blues

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ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ
スペシャルゲスト 渡辺貞夫
(with ジョン・パティトゥッチ and オマー・ハキム)

ハンク・ジョーンズ(p)、渡辺貞夫(sax)、ジョン・パティトゥッチ(b)、
オマー・ハキム(ds)

Alone Together
Au Privave
Song for My Father
Stella by Starlight with Sadao
Deep In A Dream with Sadao
I'm Old Fashioned with Sadao
Moose The Mooche with Sadao
Parker's Mood with Sadao

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GRAND FINALE
Someday My Prince Will Come

投稿者 akiuchi : 09:44 PM

September 25, 2006

ルーヴル美術館展 ~古代ギリシア芸術・神々の遺産~

8月20日終了。
27万人の入場者だという話。暑い時に混んで並んで待たされて最悪の展覧会。
期待のアルテミスはしょぼかった・・・

ルーヴル美術館展 ~古代ギリシア芸術・神々の遺産~
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昨年、アングルの《トルコ風呂》《泉》など19世紀フランス絵画の至宝を集めた「ルーヴル美術館展」は、横浜・京都で合わせて105万人の皆様にご覧頂き、大きな反響を巻き起こしました。2006年、再び、ルーヴル美術館が誇る傑作の数々をご覧頂く機会を設けることになりました。世界最大級35万点もの所蔵品を誇るルーヴル美術館は、コレクションが8つの部門に分けられています。今回は、その一つである〈古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術〉部門から古代ギリシア芸術に焦点を絞り、名作の数々をご紹介します。ルーヴル美術館の所蔵する古代ギリシア芸術が、これほどの規模で紹介されるのは世界初の試みです。『ルーヴル美術館展 古代ギリシア 芸術・神々の遺産』は、下記の通り、日本国内2会場で開催いたします。

東京展:2006年6月17日(土)~8月20日(日) / 東京藝術大学大学美術館

京都展:2006年9月 5日(火)~11月5日(日) / 京都市美術館

ルーヴル美術館展 ~古代ギリシア芸術・神々の遺産~.jpg




投稿者 akiuchi : 05:29 PM

劇団四季 ステージガイド オペラ座の怪人

■7月最後の日曜日に劇団四季の「オペラ座の怪人」を汐留サイトで家族
と一緒に観て来ました。ミュージカルというとこれまで「ライオンキング」
や「美女と野獣」などディズニーものしか知らなかったのですが(劇中は
寝てしまうことが多かったのですが)今回の「オペラ座の怪人」は老醜を
晒すようになったわが身としては純粋でエネルギッシュなファントムに憧
れに似た共感を覚えることも多々あって感動的でした。ファントムの最期
は破滅(=人格崩壊)しかないのかもしれませんが中年男の個人的な感想
としてはクリスティーヌに認められてハッピーエンドにして欲しかったな
と思いました。それでは安っぽくてつまらないラブストーリーにしかなら
ないでしょうが、あの終幕では我々の世代のうつ状態は解消されずに元気
になれません。(プルプル通信メルマガ版 第41号 *8月号*(Vol.18 No.15)
2006年8月19日発行)

劇団四季 ステージガイド オペラ座の怪人
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1905年、パリ・オペラ座の舞台上。オペラハウスの所有物がオークションにかけられている。車椅子の老人はその中の一つ、張子のオルゴールに手を止める。かすかな、懐かしい旋律を奏でるオルゴール。そしてシャンデリアを覆っていたベールが取り払われた時、パイプオルガンの荘厳な響きとともに時は半世紀を遡り、豪華絢爛なオペラ座を舞台にした愛憎渦巻く悲劇の幕が開く――

 ガストン・ルルーの原作をもとに、オペラ座の地下深くに棲む“オペラ座の怪人”と歌姫クリスティーヌの悲恋を美しく厳かに描くこのミュージカル『オペラ座の怪人』は、1986年ロンドンにて幕を開けました。『ジーザス・クライスト=スーパースター』『キャッツ』『エビータ』など世界的ヒット作を次々と生み出す時代の寵児アンドリュー・ロイド=ウェバーによるこの作品は瞬く間に大ヒットロングランとなり、ロンドン、ブロードウェイのチケットは「最も手に入りにくいチケット」と呼ばれるようになったのです。

 1988年、劇団四季による日本初演の幕が開きました。東京公演以降は大阪、名古屋、札幌・福岡と各地でロングラン公演を続けてきました。、新世紀に入ると2001年の仙台・広島・静岡3都市に続き、2002年には京都で初のロングラン公演に挑戦。『オペラ座の怪人』は世紀が変わっても時のうねりを縫い、人の心の中に棲み続けているのです。

 「ここまではまったミュージカルは他にない」「上演してくれないと禁断症状が出そう」など、たくさんの再演希望が寄せられる中、5年ぶりの東京公演が開幕しました。大人の街、東京・汐留で繰り広げられる19世紀グランドロマンの世界。きっとあなたもその虜になることでしょう。

オペラ座の怪人 通常版
出演: ジェラルド・バトラー, エミー・ロッサム 監督: ジョエル・シュマッカー
¥ 3,990 (税込)
オペラ座の怪人 通常版.jpg
出演: ジェラルド・バトラー, エミー・ロッサム, パトリック・ウィルソン
監督: ジョエル・シュマッカー
製作者: アンドリュー・ロイド=ウェバー
形式: Color, Widescreen, Dolby, DTS Stereo
言語 英語
リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
画面サイズ: 2.35:1
ディスク枚数: 1
販売元: メディアファクトリー
DVD発売日: 2005/8/26
時間: 143 分
1870年パリのオペラ座で、プリマドンナが事故に巻き込まれ役を降板。新人のバレエダンサーのクリスティーヌが大役を得て、舞台を成功に導く。しかし、その姿をじっと見つめる仮面の男がいた。幼なじみの男性ラウルと再会して喜ぶ彼女を、仮面の男は地下深く連れ去る。
作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの傑作ミュージカル『オペラ座の怪人』は、日本でも劇団四季が大ヒットさせたので知っている人も多いだろう。この舞台をジョエル・シュマッカー監督が映画化。ウェバーの音楽を最大限にいかすために、ドラマはミュージカル構成。よってネームバリューよりも歌唱力のある役者が集められ、怪人にジェラルド・バトラー、クリスティーヌにエイミー・ロッサム、ラウルにパトリック・ウィルソンが抜擢され、吹き替えなしで見事に演じ、歌いあげている。オペラ座の美術、衣装、めくるめく映像など、贅の限りをつくしたようなまぶしさで、ヴィジュアルがこの悲劇を盛り上げるのに一役買っているといっても過言ではないだろう。(斎藤 香)

内容紹介
観客動員数300万人を突破!2005年最大級のヒット作「オペラ座の怪人」、DVDリリース決定!通常版には、本編+オリジナル予告編、日本語版予告編を収録。

【ストーリー】
「世界で一番有名な、哀しくも美しい愛の物語」

パリ、1870年代、オペラ座では“ファントム”(オペラ座の怪人)の仕業とされる謎の事件が続いていた。リハーサル中の事故で、プリマドンナの代役を務めることになったクリスティーヌは、その初主演のステージで喝采を浴び、幼馴染みのラウルと再会。だが、その喜びも束の間、仮面をかぶった謎の怪人・ファントムにオペラ座の地下深くへと連れ去られる。クリスティーヌは、ファントムを亡き父が授けてくれた“音楽の天使”だと信じ密かに慕ってきたが、地下の隠れ家で仮面の下に隠されたファントムの正体を知ってしまう…。

「キャッツ」「エビータ」等大ヒットミュージカルを世に送り出した天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、自身の最高傑作と認める「オペラ座の怪人」。世界18か国、100都市で公開され、8000万人が観劇したといわれ、日本でも劇団四季による全国公演で400万人以上を動員。ミュージカル史上に燦然と輝く不朽の名作がロイド=ウェバー自らの作曲、脚本、プロデュースにより完全映画化された。


【メインスタッフ】
製作・脚本・作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー(ミュージカル「キャッツ」「エビータ」)
監督:ジョエル・シュマッカー(「フォーン・ブース」「バットマン・フォーエバー」)
【メインキャスト】
ジェラルド・バトラー(「トゥームレイダー」「タイムライン」)
エミー・ロッサム(「デイ・アフター・トゥモロー」「ミスティック・リバー」)
パトリック・ウィルソン(舞台「フル・モンティ」「オクラホマ!」)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
『ヴェロニカ・ゲリン』のジョエル・シュマッカー監督が不朽の名作ミュージカルを映画化。クリスティーヌはファントムの悲しみであふれた地下迷宮で、彼の孤独と自分に対する恋心を知る。一方、オペラ座ではついに殺人事件が起きてしまい…。通常版


内容(「Oricon」データベースより)
2005年に全国劇場公開された「オペラ座の怪人」をパッケージ化。世界で最も有名な、悲しくも美しい愛の物語を完全映画化。ジェラルド・バトラーほか出演。

オペラ座の怪人 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
出演: ジェラルド・バトラー, エミー・ロッサム 監督: ジョエル・シュマッカー
価格: ¥ 7,180
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投稿者 akiuchi : 04:40 PM

ケイコ・リー

情感たっぷりに歌い上げるジャズボーカルはやはりいいなと思いました。ハンクジョーンズのピアノも80代後半という年齢がとても信じられない。あんな感じで年齢を重ねることができれば最高です。
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HANK JONES with KEIKO LEE
ハンク・ジョーンズ・ウィズ・ケイコ・リー
Hank Jones(p), ケイコ・リー(vo), 坂井紅介(b)
9.7.thu

ディープ・ヴォイスの歌姫と
ミスター・ジャズ・ピアノが待望のライヴ共演
keiko&hank.jpg2004年に発表されたケイコ・リーとハンク・ジョーンズの共演盤『バット・ビューティフル』(ソニーミュージック)は、スタンダード~バラード・シンガーとしてのケイコの魅力と、ハンクの珠玉のピア二ズムが調和した一品として大きな評判を呼んだ。そして今、ふたりは満を持してコットン・クラブで再会。アルバムの感動が、ライヴ・ステージで蘇る。ケイコ・リーは1995年に『イマジン』(同)でデビュー、瞬く間に評判を集めた女性シンガー&ピアニスト。最新フル・アルバムはデビュー10周年記念のベスト盤『ヴォイセズ・アゲイン』(同)。ハンク・ジョーンズは今年88歳を迎えるジャズ界屈指のリヴィング・レジェンド。ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルドなど伝説的シンガーとの共演でも知られる。彼のピアノとケイコのディープ・ヴォイスが溶け合うとき、ジャズ界にまた新たな物語が生まれるに違いない。

ライヴ・アット・ベイシー~ウィズ・ハンク・ジョーンズ~ [Live]
~ ケイコ・リー (アーティスト), ハンク・ジョーンズ (演奏), 坂井紅介 (演奏)
価格: ¥ 3,045 (税込)
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CD (2006/8/23)
ディスク枚数: 1
フォーマット: Live
レーベル: ソニーミュージックエンタテインメント
ASIN: B000GLKNJ6
曲目リスト

1. Oh Look At Me Now (piano solo:Hank Jones)
2. Willow Weep For Me
3. Someone To Watch Over Me
4. My Romance
5. 'S Wonderful
6. Come Rain Or Come Shine
7. 'Round Midnight
8. But Beautiful
9. Lover Come Back To Me
10. The Very Thought Of You
メーカー/レーベルより
ジャズ・レジェンドのピアノとディープ・ヴォイスが語らう珠玉のライヴ...不朽のジャズ・スタンダード集。
卓越した即興力でライヴに定評のあるヴォーカリスト ケイコ・リーの『ライヴ1999』以来2枚目となるライヴ盤。御年88歳、現役最高齢ジャズマンの一人であるハンク・ジョーンズ(p)とのライヴ録音。2006年3月、岩手県一関市にあるこれまた伝説的なジャズ喫茶「ベイシー」で、わずか数十人のオーディエンスだけが目撃した貴重なパフォーマンス。世代を超えた共感にみちたミュージシャン同士のインタープレイ、そして会場いっぱいのファンとの音楽を通したコミュニケーションが生む、インティメットな雰囲気がダイレクトに伝わってくる。演奏されるのは長年にわたり世界中で愛されてきた珠玉のスタンダード名曲ばかり。ヴォーカルとピアノが語らい戯れるように…時にしっとりと、時に小粋に、どこまでも幸福なジャズの時間を紡ぎだす。
DSDマルチによるライヴ・レコーディング/HYBRID CD

投稿者 akiuchi : 04:13 PM

日産婦医会:県立大野病院事件に対する考え

福島県立大野病院事件に対する日本産婦人科医会の考えをここに記録しておくことにする。

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2006年5月
 県立大野病院事件に対する考え PDF
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県立大野病院事件に対する考え

 福島県立大野病院で平成16年12月に腹式帝王切開術を受けた女性が死亡したことに関し、手術を担当した医師が、平成18年3月10日、業務上過失致死、および医師法21条違反の罪で起訴された件について、日本産科婦人科学会、および日本産婦人科医会は、すでに「お知らせ」、「声明」を公表し、さらに「声明」を補足するために厚生労働省にて記者会見の場をもち、両会の考え方を示してまいりました。
 このたび両会は、本件の重要性に鑑み、ここにあらためて「県立大野病院事件に対する考え」を発表いたします。
 はじめに、本件の手術で亡くなられた方、およびご遺族の方々に対して謹んで哀悼の意を表します。
 このたび、産婦人科の医療行為について、個人が刑事責任を問われるに至ったことはきわめて残念であります。
 本件は、癒着胎盤という、術前診断がきわめて難しく、治療の難度が最も高く、対応がきわめて困難な事例であります。
 起訴状によれば、本件における手術中、児娩出後に用手的に胎盤の剥離を試みて胎盤が子宮に癒着していることを術者である被告人が認識した時に、「(被告人には)直ちに胎盤の剥離を中止して子宮摘出術等に移行し、胎盤を子宮から剥離することに伴う大量出血による同女の生命の危険を未然に回避すべき業務上の注意義務があるのに、(被告人は)これを怠り、直ちに胎盤の剥離を中止して子宮摘出術等に移行せず、同日午後2時50分ころまでの間、クーパーを用いて漫然と胎盤の癒着部分を剥離した過失により、」とあり、被告が直ちに胎盤の剥離を中止して子宮摘出術等に移行しなかったことと、胎盤の癒着部分の剥離に用いた手段に過失がある、とされています。
 癒着胎盤の予見のきわめて困難である本件において、癒着胎盤であることの診断は、胎盤を剥離せしめる操作をある程度進めた時点で初めて可能となるものであります。したがって、結果的には癒着胎盤であった本例において、胎盤を剥離せしめる操作を中止して子宮摘出術を行うべきか、胎盤の剥離除去を完遂せしめた後に子宮摘出術の要否を判断するのが適切かについては、“個々の症例の状況”に応じた現場での判断をする外なく、それはひとえに当該医師の裁量に属する事項であります。
 また、本件のような帝王切開例における胎盤の癒着部を剥離せしめる手段としては、用手的に行うことだけが適切ということはなく、クーパーをはじめ器械を用いることにも相当の必然性があり、この手技の選択も当該医師の状況に応じた裁量に委ねられなければ、治療手段としての手術は成立し得ません。
 本件の転帰に関してはたいへん心を痛め、真摯に受け止めておりますが、外科的治療が施行された後に、結果の重大性のみに基づいて刑事責任が問われることになるのであれば、今後、外科系医療の場において必要な外科的治療を回避する動きを招来しかねないことを強く危惧するものであります。

平成18年5月17日

社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 武谷 雄二
社団法人 日本産婦人科医会
会 長 坂元 正一

  

2006年3月
 福島県の県立病院の医師起訴について(声明) PDF
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 声 明

 福島県の県立病院で平成16年12月に腹式帝王切開術を受けた女性が死亡したことに関し、手術を担当した医師が、平成18年3月10日、業務上過失致死および医師法違反で起訴された件に関して、コメントいたします。

 はじめに、本件の手術で亡くなられた方、および遺族の方々に謹んで哀悼の意を表します。

 このたび、日本産科婦人科学会の専門医によって行われた医療行為について、個人が刑事責任を問われるに至ったことはきわめて残念であります。
本件は、癒着胎盤という、術前診断がきわめて難しく、治療の難度が最も高い事例であり、高次医療施設においても対応がきわめて困難であります。
 また本件は、全国的な産婦人科医不足という現在の医療体制の問題点に深く根ざしており、献身的に、過重な負担に耐えてきた医師個人の責任を追及するにはそぐわない部分があります。

 したがって両会の社会的使命により、われわれは本件を座視することはできません。

平成18年3月10日

社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 武谷 雄二
社団法人 日本産婦人科医会
会 長 坂元 正一

2006年2月
 福島県の県立病院の医師逮捕について PDF
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 【お知らせ】

  過日、福島県の県立病院で平成16年12月に腹式帝王切開術を受けた女性が死亡したことに関し、手術を担当した医師が平成18年2月18日、業務上過失致死および医師法違反の疑いで逮捕されたとの報道がなされました。詳しい事情は不明ですが、報道された内容ならびに関係者の状況説明による限りでは、本件が逮捕 勾留の必要があったのか否か理解しがたい部分があります。産婦人科医療体制の整備向上に対し社会的責任を有する両会としては本件の推移を重大な関心をもって見守っていきます。

平成18年2月24日

社団法人 日本産科婦人科学会
理事長 武谷 雄二
社団法人 日本産婦人科医会
会 長 坂元 正一

投稿者 akiuchi : 09:27 AM

医会・日医の保助看法問題等に関する活動状況の報告

日本産婦人科医会の保助看法問題に対する活動報告を記録しておく。

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2006年9月19日 医会・日医の保助看法問題等に関する活動状況の報告
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 医会・日医の保助看法問題等に関する活動状況の報告です。

分娩第1期の看護師内診は解禁を-堀病院問題で、木下副会長(日医常任理事)は9月5日、日医で記者会見し、分娩第I期で医師の指示下であれば看護師による内診行為を認めるべきだとの日医の見解を明らかにした。 (日医白くま通信)

無過失補償制度の創設問題に関しては、自民党は9月7日、政務調査会に「医療紛争処理のあり方検討会」(大村秀章座長)を設置し、第1回の会合を開き、無過失補償制度の創設について、年内に結論を出すことを決めた。また、この日の会合では、医事紛争問題については、中立的な第3者機関が担う新たな仕組みづくりを視野に、日本医師会などからヒアリングを実施することとした。

9月14日(木)、自民党政務調査会『医療紛争処理のあり方検討会』(大村秀章座長、丹羽雄哉会長)に、木下副会長(日医常任理事)が招かれ、『医療、特に産婦人科医療の崩壊をいかに防ぐか』と題して、講演した。
その講演のなかで
助産師の絶対的不足のために、全国に、助産師がいない診療所は、分娩を取り扱ってる診療所の18.6%(249施設)もあり、そこで、年間、40,580件の分娩が行なわれている実態を説明。さらに、『平成17年、厚労省の「保助看法等のあり方に関する検討会」が設置され、その検討会での討議の末のまとめ案でも、産科における看護師の業務、特に分娩経過観察における看護師の内診を可とする保助看法見直し論と、内診を不可とする反対論、さらに慎重論が併記されたように、現在の助産師の絶対的不足の現状での現実的対応を検討している最中に、今回、保助看法違反容疑で、60名もの警察官による堀病院への家宅捜索が行なわれたことは、極めて遺憾であり、困窮している産科医療の崩壊に拍車をかけた』と、説明し、理解された。そして、この問題をテーマにして、再度、討議をしようとの座長からの発言があった。
 
次いで、産婦人科で増えている医療訴訟の約70%は、分娩周辺期の問題であり、特に、その原因が明らかでない場合が多いことから、脳性麻痺に関して、日本医師会の19年度シーリングの第一要望課題とした『分娩に関連する脳性麻痺に対する障害補償制度』の、19年度予算の中での制度化を、あらためて、要望した。
 
最後に、医師会で、『医療事故責任検討委員会』を立ち上げており、医療事故に対する刑事責任(業務上過失致死傷罪の適応に関して、討議していること。さらに、医療事故に対する警察の介入の弊害、医師法21条の異常死届出を警察にしている弊害を説き、新たに、臨床医師を中心とした、届出と原因究明の第3者機関の創設と、医療事故を警察へ届ける制度を、ただちには改善されない以上、刑事責任を問うかどうかの判断機関として、最高検察庁と警察庁からなる審査委員会の創設を提言してきた。

  

2006年9月
 日医白クマ通信 No.482 2006年9月7日(木) 
 定例記者会見「保助看法のあり方について改めて検討を求める」
 LINK
  

2006年8月
 保健師助産師看護師法違反容疑に対する警察の家宅捜査に関する見解 
 PDF
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平成18年8月30日

日本産婦人科医会会員 各位

社団法人日本産婦人科医会
 会長  坂元 正一
(公印省略)

保健師助産師看護師法違反容疑に対する警察の家宅捜査に関する見解

 本年8月24日、神奈川県支部に所属する堀病院が、保健師助産師看護師法違反容疑で家宅捜査を受けたとの報道に接し、会員の皆様の憤懣と、不安は、いかばかりかであったかと、拝察いたしております。
 日本産婦人科医会は、この事件に関し、直ちに、関係のある機関と協議し、事件の事実関係を調査いたしました。そして、8月25日午後6時より、日本産婦人科医会と日本産科婦人科学会と会合を持ち、この問題を討議し、今回の事件に関し、以下のごとくの見解をまとめましたので、ご報告申し上げます。

平成15年12月29日に堀病院で発生した、分娩時弛緩出血による出血性ショックの褥婦が、この分娩を担当した医師の勤務する大学病院へ産褥搬送されたが、大学病院の総力を挙げての治療にもかかわらず、2ヶ月後に、死亡した。この母体死亡と今回の保助看法違反の嫌疑とは、全く関係ないものである。
 
神奈川県警は、この事件を関係づけて、堀病院の看護師、助産師体制に対し、警察官60名もの捜査官を派遣するという、極めて大掛かりな捜査を行ったことと、それに関して、大々的に報道されたことは、わが国の産科医療の危機的状況のなかで、産科医療を必死に支えている産婦人科医師にとって、産科医療を続けるかどうかを、考えざるを得ないほどの、深刻な事態を引き起こした。
 
看護師による助産行為に関して、平成9年3月の日母産婦人科医報で、「助産と呼ばれる行為は分娩の介助と付随する世話をいい、医師又は助産婦以外は分娩の介助をしてはならない。医師の立会い、監督、指導のもとでも助産婦以外の者の分娩介助は認められない。但し、緊急避難のための臨時応急の処置、行為はこの限りではない」として会員に注意を促してきた。ここでいう分娩介助とは胎児娩出期の会陰保護および胎児娩出介助のことであり、分娩第I期の経過観察を含むものではない。
 また、平成14年11月5日、鹿児島県保健福祉部長は厚生労働省医政局看護課長へ、次のような問い合わせを行った。「1.産婦に対して、内診を行うことにより、子宮口の開大、児頭の回旋等を確認すること、並びに分娩の進行状況の把握及び正常範囲からの逸脱の有無を判断すること、2.産婦に対して、会陰保護等の胎児の娩出の介助を行うこと、3.胎児の娩出後に、胎盤等の胎児付属物の娩出を介助すること、は保健師助産師看護師法(昭和23年法律第203号)で規定する助産であり助産師、医師以外の者が行ってはならないと解するが貴職の意見を伺いたい」という質問に対して、看護課長は「その通り」との回答を行っている。
本会としては、この見解に基づき『看護師は、分娩の進行状況の診断や正常範囲からの逸脱の有無の判断を行わないように』と、会員に呼びかけてきた。
 しかし、突然のように、平成16年9月13日付けで、看護課長から、「産婦に対して、子宮口の開大、児頭の下降度等の確認及び分娩進行の状況把握を目的として内診を行うこと。但し、その際の正常範囲からの逸脱の有無を判断することは行わない」ことが、「保健師助産師看護師法第5条に規定する診療の補助には該当せず、同法第3条に規定する助産に該当すると解する」との通達が出された。
このような、産科学的に理解できない通達に対して、本会としては、『法解釈上、少なくとも、分娩第I期にあっては、分娩を安全に導くために、看護師による子宮口の開大度、児頭の下降度に観察、測定は必要であり、この意味では、分娩第I期の内診は助産に該当しない』と考えるので、厚生労働大臣には、現行の枠内でも分娩第I期の内診は出来るように、あるいは、出来ないのであれば、保助看法の考え方を変えるように、本会会長として、要望し続けてきた。
 しかし、本会としては、どんなに現状に即さなくても、上記の通達が出された以上、これを遵守するように、平成16年10月15日、会長名で都道府県支部長宛に見解を述べ、以来、会員に呼びかけてきたところである。
 その後、厚生労働省に『医療安全の確保に向けた保健師助産師看護師法等のあり方に関する検討会』が設置され、平成17年11月24日、その検討会での討議の末のまとめ案でも、産科における看護師の業務、特に分娩経過観察における看護師の内診を可とする保助看法見直し論と、内診を不可とする反対論、さらに慎重論が併記されたように、現在の助産師の絶対的不足の現状での現実的対応を検討している最中に、今回の事件が起こったことは、その社会的影響を考えても、極めて憂慮すべきことである。
 
今回の堀病院に対する、保助看法違反の容疑に対する家宅捜索に関しては、母体死亡事例とは関係ないことではあっても、本会の主張とは異なり、看護師による分娩第II期の分娩介助行為に対する容疑も含まれている可能性があるとの報道もなされている。未だ、その事実関係の詳細は明らかではないが、もし、その通りであれば、堀病院の実態に対しては、遺憾であったといわざるを得ない。
しかし、分娩は全例医師が行っていたという報道もあるだけに、本会が求めてきた、分娩第I期の内診行為だけであったとすれば、警察当局の、今回の大掛かりな捜査は、極めて不当である。
 
この事件を契機に、厚生労働省は、全国の分娩を行っている診療所と病院に助産師の有無に関して調査する意向との報道がある。しかし、助産師充足率の調査は、平成17年12月、すでに、本会が行い、日医総研が分析をすませている。その結果を見ても、助産師充足率30%未満の施設数の割合は、病院で6.8%、診療所で44.9%もあり、その病院で、全分娩数の4.0%(14,048件)、診療所で30.3%(144,539件)が行われている事実がある。
従って、この度の、厚生労働省の調査は、不必要であると思われるが、それでも、行われるとすれば、このように、助産師がいないか、あるいは、いても、充足されてない状況の下で、産婦人科医師が、誇りと、自信をもって、直接分娩介助を行うことにより、危機的産科医療を崖淵で支えていることを示していただきたい。
 
本会は、上記のように、助産師を直ちには、充足できない現状でも、医師が、安心して、分娩を担当出来るように、平成17年11月24日の厚生労働省『医療安全の確保に向けた保健師助産師看護師法等のあり方に関する検討会』で主張し、さらに、平成18年5月23日厚生労働大臣との懇談会で、『保助看法第37条の解釈上の疑義の有無にかかわらず、助産師が充足するまで、看護師による医師の指示下における診療補助行為(分娩第I期における内診)を認めていただきたい』旨の、要望書を会長名で提出してきた。
 今回の事件の有無にかかわらず、本会の姿勢は、決して変わるものではないことをご理解いただきたい。

 そこで、この本会の要望を、改めて、日本産科婦人科学会とともに、日本医師会と共同歩調をとり、川崎二郎厚生労働大臣へ、提出し、具体的な、解決案を早急に求めていく。

 昼夜を問わず、分娩に立会い、産科医療を守っておられる会員各位が、安心して、自信を持って、診療を行えるよう、この問題の解決に向けて、積極的に行動するので、ご支援のほど、衷心より、お願いしたい。
 

  
 

投稿者 akiuchi : 09:25 AM

茨城県医師会・茨城県産婦人科医会:保健師助産師看護師法違反容疑による警察の家宅捜査に断固抗議する

保健師助産師看護師法違反容疑による警察の家宅捜査に断固抗議する

 今般の横浜市瀬谷区堀病院における神奈川県警生活経済課による保健師助産師看護師法(以下、保助看法)違反容疑での、警察官60名にもおよぶ家宅捜査が実施された。神奈川県内の分娩医療機関はもとより、全国の産科医療機関ならびに全国の妊婦に深刻かつ多大な影響を及ぼした。分娩医療機関が激減し危機的周産期医療がさらに悪化することを危惧するものである。
 さて、嫌疑の根拠となった保助看法は昭和23年、家庭分娩(全分娩の97%で、主に助産師によって実施)全盛期にできた法律で、助産師、医師以外の無資格者の助産を禁止するためにできたものである。さらに、医師法にある医療行為の一部である助産行為を、助産師が単独で業として行うことを可能にしたものである。
 分娩が家庭から医療機関へ98%以上シフトし、周産期医学の進歩・医療機器の発達、周産期救急医療システムが整備され、世界一の周産期医療が展開されている今日には昭和23年制定された保助看法にはもはや馴染まない部分もでてきている。
 平成14年までは、看護師は医師の指示の下に医療の補助行為として内診し、胎児娩出時は医師または助産師が胎児娩出の介助をし、国民に世界一の周産期医療を提供できるまでになった。
 保助看法における看護師による補助行為(内診も含む)の解釈も様々であり、日本医師会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会からも種々提言されている状況の中で、看護師の内診行為だけを根拠に、警察の家宅捜査が実施されたのであれば、遺憾の意を表明せざるを得ない。
 今般、分娩医療機関が激減し、助産師の絶対数が極端に不足、偏在している状況を十分考慮し、看護師の内診問題だけで警察の医療機関への家宅捜査などが二度と起きないよう、国民とともに安全なお産を守るために、茨城県医師会と茨城県産婦人科医会はともに神奈川県産科婦人科医会の見解を支持する。
 すなわち、“分娩経過の全体を総合的に産科医師が把握しつつ、担当医の監督責任のもとで十分な経験、技量を身につけた看護師による産婦の正常経過の観察を担当医が補助行為として利用する範囲内であれば、その産科医療は現行の法に背反するもではない”とする神奈川県産科婦人科医会の見解を支持するものである。


2006年9月19日


茨城県医師会 会長 原中 勝征
茨城県産婦人科医会 会長 石渡 勇

投稿者 akiuchi : 08:00 AM

日産婦医会関東ブロック会:保健師助産師看護師法違反容疑による警察の家宅捜索に関する見解

保健師助産師看護師法違反容疑による警察の家宅捜索に関する見解

 分娩医療機関は最近10年間に約40%減少している。地域によっては分娩医療機関がなくなり、いわゆる“お産難民”が増加し、国是とする少子化対策にも暗い影を落としている。全国の分娩医療機関は安全で安心な周産期医療を地域住民に提供できるよう日々最大限の努力をしているところであり、事実、世界一の高いレベルの医療を提供している。その最中、今般の横浜市瀬谷区堀病院における神奈川県生活経済課による保健師助産師看護師法違反容疑での、警察官60名にもおよぶ家宅捜索が実施された。神奈川県内の分娩医療機関はもとより、全国の医療機関ならびに全国の妊婦に深刻かつ多大な影響を及ぼした。全国の危機的周産期医療がさらに悪化することを危惧するものである。
 さて、嫌疑の根拠となった上記の法は、昭和23年、家庭分娩が98%以上、医療機関分娩が2%の時代、年間新生児死亡数64,142、妊産婦死亡数4,117の時代に制定施行された法である。その後、分娩が家庭から医療機関へとシフトし、周産期医学の進歩・医療機器の発達、周産期救急医療システムの整備などにより、現在、新生児死亡数1,622、妊産婦死亡数49と、それぞれ1/40、1/84に減少、世界トップの安全・安心な分娩を提供できるまでになった。一方、この間、助産師数は約6万から2万5千と半減している。周産期医療のレベルが大幅に向上した背景には、看護師の協力も欠かせなかった。看護師は医師の指示の下に内診していた。すなわち、医療機関においては医師の指示の下に、看護師が「子宮口の開大、児頭の下降度」を計測(いわゆる内診の一部)し、医師に報告し、医師は看護師からの補助情報と分娩監視装置など発達した医療機器による産科情報を総合的に判断して安全・安心な周産期医療を実践してきた。その結果、世界一の周産期医療を国民に提供できる状況になったわけである。
 今般、分娩医療機関が激減し、助産師の絶対数が極端に不足、偏在している状況を十分考慮し、かつこのような事態が二度と起きないよう、国民とともに安全なお産を守るために、日本産婦人科医会関東ブロック会(1都9県支部、会員4,044名)支部長会は、神奈川県の事態を重く受け止め、種々協議した結果、満場一致で、神奈川県産科婦人科医会の見解を支持するとの結論に至った。
 すなわち、“分娩経過の全体を総合的に産科医師が把握しつつ、担当医の監督責任のもとで十分な経験・技量を身につけた看護師による産婦の正常経過の観察を担当医が補助行為として利用する範囲内であれば、その産科診療は現行の法に背反するものではない”とする神奈川県産科婦人科医会の見解を支持するものである。


平成18年9月10日    日産婦医会関東ブロック会
 会長・ 東京都支部長 
茨城県支部長 
静岡県支部長 
山梨県支部長 
長野県支部長 
神奈川県支部長 
千葉県支部長 
埼玉県支部長 
群馬県支部長 
栃木県支部長 
東京都副支部長 
町田利正
石渡 勇
庄司 靖
武者吉英
平出公仁
東條龍太郎
八田賢明
佐藤辰之
佐藤 仁
野口忠男
落合和彦



投稿者 akiuchi : 07:59 AM

神奈川県産科婦人科医会:堀病院に対する警察の家宅捜査に関する見解

神奈川県産科婦人科医会

堀病院に対する警察の家宅捜査に関する見解


 今般の横浜市瀬谷区堀病院における神奈川県警生活経済課による保健師助産師看護師法違反容疑での、警察官60名にもおよぶ異常な家宅捜査および大々的報道は、現在、すでに分娩受け入れ状況が許容限界を超えて破綻状態にある神奈川県内の分娩医療機関ならびに妊婦に深刻かつ多大な影響を及ぼしております。
 当神奈川県産科婦人科医会は、神奈川県の産科救急システムの創設・充実等、神奈川県における母子の健康と安全のため最大限の努力をしてまいりました。この立場から、今般の事態により、きわめて深刻な県内の産科診療環境の悪化が加速することを憂慮しております。
 当会は、堀病院での診療内容が、分娩経過の全体を産科医師が把握しつつ、担当医の監督責任のもとで十分な経験・技量を身につけた看護師による産婦の正常経過の観察を担当医が補助情報として利用する範囲内であることを確認しており、現行の法令に背反するものではないと確信しております。
 神奈川県産科婦人科医会は、神奈川県警の家宅捜査に強い遺憾の意を表明するとともに、今後の堀病院への全面的支援を表明いたします。今後想定される事態に対しても、全国の皆様にご支援を賜りたく、お願い申し上げます。

 2006年9月4日
                          神奈川県産科婦人科医会
                              会長 八十島 唯一


投稿者 akiuchi : 07:58 AM

「NNNドキュメント」消える産声

2006年9月24日(日)/55分枠
消える産声   産科病棟で何が起きているのか(仮)制作=中京テレビ
    産科病棟の閉鎖が加速している。中京テレビの調査では、この5年間で東海3県の地域総合病院(大学から医師を派遣されている所)から21の産科病棟が消えた。若手医師が産科を選ばない理由は、これまで「勤務環境が厳しい」「医療訴訟を受ける率が高い」などだった。しかし事態はさらに深刻化した。2年前から、大学を卒業した医師が自由に病院を選び就職できるようになり、大学(医局)が地域の病院に計画的に医師を派遣するシステムが崩壊したのだ。更に今年2月、福島県立病院の産科医が逮捕・起訴されたことも打撃を加えた。
ナレーター:平田 満
=再放送について= CSのニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」にて放送

投稿者 akiuchi : 07:52 AM

NHK 【日本の、これから】 ~医療~安心できますか? (2006/10/14 放送)

NHK 【日本の、これから】
 ~医療~安心できますか? (2006/10/14 放送)
http://www.nhk.or.jp/korekara/

国民皆保険制度のもと、いつでも・どこでも・だれでも安心して医療を受けられるはずだった日本の医療。それが今、ほころび始めています。

深刻な医師不足。医者がいないため、小児科や産婦人科が閉鎖され安心して子供を産めない地域があります。救急病院を辞める病院も多く、患者がたらい回しにされるケースも後を絶ちません。
一方、病院の窓口負担の重さや健康保険料の負担に耐えきれず、医療を受けられない人たちも生まれています。高齢化によって医療費の増大は避けられません。しかし、国の財政が逼迫するなか公的医療サービスは切り下げざるを得ないという議論もあります。
安心して医療を受けられるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

番組では、私たちの健康、そして命を守る日本の医療の「これから」を徹底討論します。

投稿者 akiuchi : 07:45 AM

September 24, 2006

中山うり/URI NAKAYAMA

中山うり オフィシャルサイト

中山うり.jpg

iTunesMusicSore

“路上にはエトセトラ、ドラマの中にわたしがいる”
9月13日 ON SALE(Web Only)
中山うり/URI NAKAYAMA

(1)月とラクダの夢を見た
(2) Blu-Voyage
(3) マドロス横丁
(4)ノスタルジア
(5) 走る女

一曲ダウンロード¥150
アルバム全5曲¥750

投稿者 akiuchi : 10:30 PM

生誕100年記念―ダリ回顧展

生誕100年記念―ダリ回顧展
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9/23(土)→2007/1/4(木) 【上野の森美術館】open 10:00 / close 18:00 公式サイト
20世紀美術界、最大の奇才として知られるサルバドール・ダリ(1904-1989)は、独自の表現方法を用いて、さまざまな幻想的で非現実的、はたまた精神錯乱的な世界を描き、シュールリアリストのなかでも特異な位置でありつづけました。奇抜な振る舞いや独特の物言い、生涯創作の女神(ミューズ)であった妻ガラとの関係も広く知られています。
 本展は、スペイン・ガラ=サルバドール・ダリ財団と、アメリカ・サルバドール・ダリ美術館からそれぞれ、日本初公開の作品を含む主要な油彩画約60点を中心に、貴重な初期のドローイングや写真なども展示し、1989年に84歳で生涯を閉じるまでの巨匠ダリの足跡をたどる大回顧展となります。
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◇入館料 : 一般¥1,500
◇入館は閉館30分前まで
◇会期中無休
関連/参考URL
上野の森美術館(03-3833-4191)

投稿者 akiuchi : 05:56 PM

井上陽水

年の暮れ、NHKホールで今年最後のコンサート。陽水健在!

井上陽水 オフィシャルウェブサイト / フォーライフミュージック
http://www.forlife.co.jp/inoueyosui/
http://www.y-inoue.com/
井上陽水.jpg
ニュー・アルバムも好評ななか、
全国ツアーの“アンコール公演”が実現!
4年ぶり通算19枚目のオリジナル・アルバム『LOVE COMPLEX』が話題を呼んでいる井上陽水。作品はもちろん、春から全国ツアーでも各地で素晴らしい歌声を披露していた彼が、全国からの強いリクエストにより同ツアーでのアンコール公演を実施することに。秀逸な陽水ワールドをお見逃しなく!!

LOVE COMPLEX
~ 井上陽水 (アーティスト, その他, Adapter), 後藤次利 (Adapter), 佐藤準 (Adapter), 浦田恵司 (Adapter), 町田康 (その他), その他 価格: ¥ 3,059 (税込)
CD (2006/6/28)
ディスク枚数: 1
レーベル: フォーライフミュージックエンタテインメント
ASIN: B000F9T5FC
曲目リスト

1. 11;36 LOVE TRAIN
2. サイケデリック・ラブレター
3. ナビゲーション
4. ミステリー あなたに夢中
5. 架空の星座
6. 新しい恋
7. 蜘蛛の巣パラダイス
8. 長い猫
9. 歌に誘われて
10. 愛されるのがWOMAN
11. あなたにお金

ザ・サントリーオールドのCF出演、そのCMソングが話題騒然の中、2006年3月末からは全国32公演ツアーがスタートし全公演チケットは完売!
圧倒的な存在感をもって精力的な活動を続ける井上陽水、久々のフル・アルバム。
4年ぶり通算19枚目のオリジナル・アルバムとなる本作には、星 勝、鈴木 茂、後藤 次利、佐藤 準etc.のアレンジャーが参加し、陽水の世界に彩を加えています。今回、ジャケットを含めたビジュアル制作には、超売れっ子クリエイター集団のTUGBOAT(タグボート)を起用。斬新なデザイン・ワークを展開しています。

【アーティストについて】
この数年で精力的な活動に目を見張るものがある陽水は、1994年の"永遠のシュール"以来、1998年"九段"、2002年"カシス"、そして今回"LOVE COMPLEX"を発表。その間には1999年に200万セットを突破した2枚組ベスト"GOLDEN BEST"、2001年には"UNITED COVER"、さらに2002年には自身の曲をJAZZテイストで味付けした"Blue Selection"をリリースするなど次々と新機軸を打ち出している。
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投稿者 akiuchi : 05:26 PM

September 22, 2006

エリック・トラファズ・カルテット

エリック・トラファズ・カルテット
Erik Truffaz(tp), Patrick Muller(key), Marcello Giuliani(b), Marc Erbetta(ds)
ERIK TRUFFAZ 4TET.jpg

フランスが誇る最先端トランペッター、5年ぶりの来日
最新ユニットと共に"ジャズの未来"を駆け抜ける

1960年フランス生まれ。8歳のとき、サックス奏者の父親が率いるダンス・バンドの一員として初めて人前で演奏する。13歳のときマイルス・デイヴィスの名盤『カインド・オブ・ブルー』(ソニーミュージックエンタテインメント)を聴いてジャズ・トランペッターになることを志し、イタリア・ジェノバの音楽学校で学んだ後、'84年にユニット"Orange"を結成。'92年に初アルバムを発表後、'97年には仏ブルーノートへ移籍。DJやラップの導入、リミックス盤のリリースなども行い、ニルス・ペッター・モルヴェルと並ぶフューチャー・ジャズの旗手として注目を集める。目下4tet,Ladyland,Ecritule de Concertsなど複数のユニットを率いて活躍しているが、この来日では4tetによる最新パフォーマンスを展開。3月に発表された2枚組『Face a Face』(Blue Note)もヨーロッパを中心に話題沸騰中だ。

エリック・トラファズ.jpg

タイトル エリック・トラファズ-ERIK TRUFFAZ-
著作者 エリック・トラファズ(TRP) パトリック・ミューラー(PF,EKEY) マルチェロ・ジュリアーニ(EB,CB) マーク・エルベッタ(DRUM) Nya(V)
発売社 東京 東芝EMI
発売日 2001
価格 2500円
レーベル名 BLUE NOTE
資料形態 コンパクトディスク
形態的細目 , ステレオ
発売番号 TOCP-65837
注記 CD1枚:ディジタル,1.4m s.,ステレオ;12cm+リーフ(解説付)(日)1
1.内容曲 ジークフリート(6分53秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
2.内容曲 スイート・マーシー(5分11秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
3.内容曲 フレンドリー・ファイアー(4分11秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
4.内容曲 ブコウスキー:チャプター1(1分49秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
5.内容曲 ユリズ・チョイス(4分47秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
6.内容曲 ベンディング・ニュー・コーナーズ(8分06秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
7.内容曲 ザ・マスク(5分00秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
8.内容曲 ノー・チョイス(7分06秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
9.内容曲 ウェット・イン・パリス(4分44秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
10.内容曲 レス:Pierre Audetat Remix(4分53秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
11.内容曲 ミナレット(5分56秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
12.内容曲 ザ・ドーン:Part 1:Mobile In Motion Remix(4分55秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
13.内容曲 ベティ(4分14秒)
著者 トラファズ,エリック/トランペット
14.内容曲 ジークフリート:GOO Remix(5分23秒)

商品ID TOCP-65837
タイトル名or商品名 エリック・トラファズ
アーティストor出演者 エリック・トラファズ
価格 \ 2,500
種別 コンパクトデイスク
メーカー 東芝EMI(株)
レーベル 東芝EMI(株)
レビュー クラブ・シーンでも有名なフランス人トランペッターの2001年10月来日記念盤。フランス・ブルーノートのアルバムからU.F.Oの松浦俊夫が選曲し、クラブ向けにリミックスしたベストだ。
スタッフコメント
曲目 (1)ジークフリート
(2)スイート・マーシー
(3)フレンドリー・ファイアー
(4)ブコウスキー(チャプター1)
(5)ユリズ・チョイス
(6)ベンディング・ニュー・コーナーズ
(7)ザ・マスク
(8)ノー・チョイス
(9)ウェット・イン・パリス
(10)レス(ピエール・オーデッタ・リミックス)
(11)ミナレット
(12)ザ・ドーン パート1(モービル・イン・モーション・リミックス)
(13)ベティ
(14)ジークフリート(グー・リミックス)
発売日 2001/09/27


投稿者 akiuchi : 03:24 AM

ジョアン・ジルベルト 

ジョアン・ジルベルト(2006/7/21)

ジョアン・ジルベルト.jpg“ボサ・ノヴァの法王”という異名を持つブラジル音楽界の伝説的な巨人が、今年も日本にやってくる。2003年9月に初の来日公演が実現した時の衝撃の凄さは、いまだに記憶に新しいが、12日のステージの模様を収録した『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』をCDでリリースするほど、日本贔屓になった彼のステージに期待したい。
アントニオ・カルロス・ジョビンと詩人のヴィニシウス・ジ・モラエスの共作による「シェガ・ジ・サウダージ」を1958年にレコーディングし、ボサ・ノヴァというスタイルを確立したブラジル音楽界の伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルト。ボーカリストとしての評価も高いが、それだけでなくニュアンスに富んだ彼のギターの奏法抜きにはボサ・ノヴァの歴史は、今あるものとは大きく変わっていたことは間違いのないところだ。

 そうした彼はかつては突出した才能に自ら振り回されるかのように、ライブをすっぽかしたかり、突然放送局に現れて歌ったりとエキセントリックな言動をとることが多かった。それだけに2003年に初来日公演が実現した時の衝撃は忘れがたい。しかもその時も公演の開始が一時間近くも遅れたり、演奏中に長時間の中断があったりしながらも、公演自体は大好評。ひとことで言うなら一挙手一投足から目を離すことができない天才的なミュージシャンなのである。

時と場合によっては公演を短時間で切り上げたり、開演寸前に帰ってしまったりというエピソードもあるだけに、日本の観客に対して彼がどのような印象を持つかも気がかりだったが、結果的には公演の模様を彼自身が非常に気に入り、翌2004年にライブ・アルバム『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』としてリリース。さらに再来日も実現したこともあって、すでに彼にとって日本は、特別な愛着のある場所となっている。

そして今年の秋にも彼の来日が決定した。たった独りのアコースティック・ギターの弾き語りだけで、大会場の客席を魅了してしまう奇跡のようなステージを体験するチャンスがまたしても巡ってきたのだ。ジャンルを越えて多くの音楽ファンの語り草となる公演となるに違いない。

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ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー [Live]
~ ジョアン・ジルベルト (アーティスト)

CD (2004/2/21)
ディスク枚数: 1
フォーマット: Live
レーベル: ユニバーサルミュージック
ASIN: B000185DHG

曲目リスト

1. アコンテッシ・キ・エウ・ソウ・バイアーノ
2. 瞑想
3. ドラリッシ
4. コルコヴァード
5. まなざし
6. イスト・アキ・オ・キ・エー!
7. ウェイブ
8. マダムとの喧嘩はなんのため
9. リジア
10. ロウコ
11. 紙風船
12. ホーザ・モレーナ
13. 思い知るがいいさ
14. アデウス・アメリカ
15. プレコンセイト
16. 十字架のもとで

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商品の説明

Amazon.co.jp
ジョアン・ジルベルトの初来日は画期的な出来事だった。そのライヴ盤が発売されるとは、これまたビッグ・ニュース。当初、ライヴ録音の予定はまったくなかったのだが、当のジョアンが日本公演に大満足し、ぜひライヴ盤を出したいと言い出したのだそうだ。そのため、ここに聴かれる音はジョアンが個人的に聴くために録音されたDATが音源である。全15曲。そのすべては2003年9月12日の東京国際フォーラムAにおけるライヴ録音。この日のステージに一番満足しているからだという。当日は全23曲を披露したが、音質上の問題でボツにせざるをえなかった8曲を除いた全曲が、実際のコンサート通りの順にここに収録されている。
ギター1本で淡々と歌うジョアン。これほどシンプルなフォーマットで、これほど深い世界を聴かせるアーティストは、ちょっとほかにいない。そのことをあらためて痛感させられるライヴだ。なおドリ・カイミの「アコンテッシ・キ・エウ・ソウ・バイアーノ」と10曲目の「ロウコ」はこれがアルバム初収録。ファン必聴の感動的ライヴ盤だ。(市川正二)

内容(「CDジャーナル」データベースより)
2003年に初の来日公演を行なったボサ・ノヴァの大御所によるライヴ盤が日本先行発売。日本のオーディエンスとの交流に感動した本人自身の希望で発売が実現。ボサ・ノヴァの真髄を楽しめる。

投稿者 akiuchi : 02:52 AM

September 20, 2006

シシュポスの独り言;ファーブルの糞転がし

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ブログのタイトルを「シシュポスの独り言」としたのはファーブル昆虫記のなかで糞転がし(スカラベ)をシシュポスのようだとファーブルが表現しているところから拝借した。20年前に栃木県に来てひとりで毎月50近いお産に向かいながら疲れていたころに自分の人生はちょうど「糞転がし」のような繰り返しだなと自嘲気味に思ったものである。カミュはそのシシュポスの人生を肯定的に捕らえていた。あれからどれだけのお産と向き合ってきたのだろう。あのころは永遠に続くと思っていた私の仕事もそろそろ終焉が近づいてきたようだ。きっとこれから残りの人生は一つ一つの重い荷物を大事に頂上まで運ぶことに限りない喜びを覚えるとともにまたリセットして麓に戻ってやり直すことにも無常の生きがいを感じることだろう。山が崩壊しそうな気配を感じながらもこれが私の天職なのだろうと最近は思って毎日を過ごしている。
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シシュポス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

シシュポスはギリシア神話に登場する人物。長音表記ではシーシュポス。シジフォス、シシュフォスとも。コリントスの創建者。徒労を意味する「シシュポスの岩」で知られる。

シシュポスはテッサリア王アイオロスとエナレテの息子で、兄弟にサルモネウスとアタマスがいる。プレイアデスのひとりメロペを妻とした。シシュポスの子グラウコスはベレロポンの父である。シシュポスはエピュラを創建し、エピュラは後にコリントスの名で知られるようになった。一説には、メデイアがシシュポスにコリントスを贈ったともいう。また、ヘラに狂気を吹き込まれたアタマスに追われたイノとメリケルテスが海に身を投げた事件を記念して、シシュポスはイストミア祭の競技会を始めたという。

目次
1 神話
1.1 ペイレネの泉
1.2 テュロ
1.3 シシュポスの抵抗
1.4 シシュポスの岩
1.5 シシュポスとアウトリュコス

神話
ペイレネの泉
ゼウスがアイギーナを誘拐したとき、アイギーナの父親河神アソポスは娘の行方を捜してコリントスまでやってきた。シシュポスはアソポスに、コリントスの城に水の涸れない泉を作ってくれたらアイギーナのことを教えると持ちかけた。アソポスがペイレネの泉を湧き出させたので、シシュポスはゼウスとアイギーナの居所を告げた。このときゼウスが恐れて岩に姿を変え、アソポスをやり過ごしたことは、アイアコスの項を参照のこと。ペイレネの泉は、後にベレロポンがペガソスを馴らした場所として知られる。

テュロ
父のアイオロスが死ぬと、シシュポスの兄弟サルモネウスがその跡を継いでテッサリア王となった。シシュポスはこのことに腹を立て、デルポイの神託所に伺いを立てた。お告げは「おまえの姪と交わって子供をもうければ、その子供たちが恨みを晴らしてくれるだろう」というものだった。そこでシシュポスはサルモネウスの娘テュロを誘惑した。テュロはやがてシシュポスの行為が自分への愛情からではなく、サルモネウスへの憎しみからであることに気づき、生まれた二人の子供を自分の手で殺した。

シシュポスの抵抗
告げ口の恨みと、テュロの件と二つの理由があったと考えられるが、ゼウスはシシュポスをタルタロスに連行するようハデスに命じた。ゼウスの命を受けたのはハデスではなく、タナトスだともいわれる。しかし、シシュポスは言葉巧みにハデスが持ってきた手錠の使い方を教えてくれと頼み、これにまんまと引っかかったハデスが自分の手で実演してみせるといきなり手錠に鍵をかけてしまった。ハデスがシシュポスの家から出られなくなると、首を切られた者も八つ裂きに処された者もだれも死ぬことができなくなった。このことでいちばん困ったのはアレスで、自分の権利を侵されそうになったのでハデスを助け出し、シシュポスを捕らえた。

その間シシュポスは、妻のメロペに、決して自分の葬式を出してはならないと言い含めておいた。冥府に連れてこられたシシュポスは、ペルセポネに葬式がすんでいないことを訴え、自分を省みない妻に復讐するために三日間だけ生き返らせてくれと頼んだ。シシュポスは冥府から戻ると、約束を反故にしてこの世に居座った。やむなくヘルメスがシシュポスを力ずくで連れ戻した。

シシュポスの岩
シシュポスは罰として、タルタロスで巨大な岩を山頂まで上げるよう命じられた。岩はゼウスが姿を変えたときのものと同じ大きさといわれる。シシュポスがあと少しで山頂に届くというところまで岩を上げたところで、岩はその重みで底まで転がり落ちてしまうのである。これが永遠に繰り返されている。この「シシュポスの岩」については、タンタロスにも似た話が伝えられている。

メロペは、シシュポスの末路を恥じて、夜空に輝く星の姉妹から離れ、姿を隠したという。これは、紀元前2000年紀の終わりごろ、おうし座のプレアデス星団の星が一つ見えなくなった事実を示しているともいわれる。

シシュポスとアウトリュコス
シシュポスがコリントスにいたころ、その近くにヘルメスの息子アウトリュコスが住んでいて、シシュポスの家畜をたびたび盗んでわがものにしていた。アウトリュコスは、盗んだ家畜の姿を変える力を父から授かっていたので、シシュポスの家畜の角が生えているものは角をなくし、色の黒いものを白くしたりなどしてしまい、盗みが誰の仕業かわからないようにしていた。怪しんだシシュポスは、自分の家畜の蹄の内側にSSという頭文字を刻み込んでおいた。

ある夜、例によってアウトリュコスが盗みを働いた。翌朝、シシュポスは自分の家畜小屋から道沿いに蹄の跡がつづいているのを見て、近くの人々を呼び出して証人とし、アウトリュコスの家畜小屋で家畜の蹄の内側を確認すると、果たしてSSの文字があった。空とぼけるアウトリュコスと証人たちが口論となっている間、シシュポスはアウトリュコスの娘でラエルテスの妻となっていたアンティクレイアと交わったという。こうして生まれたのがオデュッセウスであり、オデュッセウスの抜け目のなさは、アウトリュコスとシシュポスの二人から受け継いだのだといわれる。


投稿者 akiuchi : 11:29 AM

すが秀実の処女作「花田清輝――砂のペルソナ」;ファーブル昆虫記「スカラベ・サクレ」

「スカラベ・サクレ」とは、ファーブル昆虫記の冒頭に出てくる「糞ころがし」のこと。

すが秀実は処女作「花田清輝――砂のペルソナ」の中で、花田を読むにあたって「愚鈍なシジフォス」たる「スカラベ・サクレ」であることを書いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そのような者の一人として、花田清輝はたとえば『シジフォスの神話』のアルベール・カミュを名指すであろう。なるほど、決して「真理」へと辿りつきえない世界を生きなければならぬ者は、カミュが描き出してみせたシジフォスに似ているかもしれない。山頂に押し上げたと思ったら、たちまちころがり落ちるシジフォスの石は、ついに「真理」へと到達しえない「理論」や「思想」にも似ている。

 だが花田清輝は、周知のようにシジフォスからスカラベ・サクレへの転換を主張する。スカラベ・サクレとはファーブル『昆虫記』の冒頭に描かれている「糞虫」のことである。

 

 スカラベ・サクレもまた、シジフォスのように、わき眼もふらず、けわしい勾配を糞の玉をころがしながら、登っていく。ちょっと足を踏みはずすか、またはその平衡を乱すたった一つの砂粒にでもぶつかると、玉は、たちどころにごろごろと、谷底にむかってころがり落ちてしまう。玉のころがっていくはずみでひっくりかえったスカラベ・サクレは、しばらくもがいているが、やがて起きあがり、ふたたび玉を押すために勾配をくだっていく。(「スカラベ・サクレ」、『全集』第六巻)

 

 石ではなく糞玉をころがす、このスカラベ・サクレに「悲劇ではなく喜劇」を見る花田にとって、カミュのシジフォスは悲劇的に――というよりはメロドラマ的に――見えていたのである。それはシジフォスがいまだ「真理」という幻影にとりつかれた存在であるということにほかならない。シジフォスの「真理」とは、カミュによって「意識の時間」と呼ばれたものである。山頂からころげ落ちた石を、再び押し上げるために下山するシジフォスは、「彼の不幸と同じ確実さでもって戻ってくるこの時間」、すなわち「意識の時間」において「各瞬間毎に自分の運命に打ち克つ」のだとカミュは言う。

 

 私はシジフォスを山の麓に置いておく!

 人はいつも繰り返し自分の重荷を見い出す。しかしシジフォスは神々を否定し岩を持ち上げる高い誠実さを教えるのだ。(中略)もはや主人をもたないこの宇宙は、彼には不毛だとも空しいものとも思われない。この石の一粒一粒、深い夜に満たされたこの山の金属的な輝きの一つ一つは、ただ一人の彼に対して、一つの世界を形づくる。頂上にむかう闘争そのものが人間の心を充分満たすのだ。(『シジフォスの神話』矢内原伊作訳)

 

 ここでカミュは、神々ではないもう一つの「真理」を発見しているのであり、シジフォスは、かつて「真理」の下で生きた人々が抱いたのと同質な充足感を見い出してしまったのだと言えるだろう。

 しかし、スカラベ・サクレには「カミュのいわゆる『意識の時間』がない」と花田は言う。愚鈍なシジフォスとしてのスカラベ・サクレ的存在にとって、「理論」や「思想」や、はたまた「全生涯」は、もはや石のように「一つの世界を形づくる」ような方向=意味をもった「真理」ではありえず、糞玉にすぎない。しかも糞玉を山頂に押し上げようとする目的論的な前提さえも廃棄されねばならないのである。石がシジフォスにとって我有化(内面化)すべきものであったのとは反対に、糞玉はスカラベ・サクレにとっては積極的に外部へと差し向けるべきものなのである。すなわち、「理論」や「思想」が我がものとはなりえず、外部(他者)のものとしてしか存在しえないのであってみれば、花田はスカラベ・サクレのようにそれらと積極的に戯れるほかはない。すなわち、「理論」や「思想」が我がものとはなりえず、外部(他者)のものとしてしか存在しえないのであってみれば、花田はスカラベ・サクレのようにそれらと積極的に戯れるほかはない。そのような戯れとは、多くの人々が時として花田についていうペダンティズムとは絶対的に隔たった、愚鈍な擬態であろう。

「シジフォスからスカラベ・サクレへ、通人から幇間へ、辛辣な道化から愚鈍な道化へ」(「スカラベ・サクレ」)と花田清輝は言う。だから、スカラベ・サクレ的擬態が演じられる場所を素描してみることが次になされなければならない。そして、そのような環境としての花田清輝の言葉を読むこともまた、読むもの自身がそのような擬態を演ずることにほかならない。

(すが秀実「花田清輝――砂のペルソナ」講談社 1982)

投稿者 akiuchi : 11:19 AM

シシュポス(Sisyphus)

シシュポス(Sisyphus)
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【地域】

 ギリシア神話(Greek&Roman mythology)


【解説】

510px-Sisyphus_by_von_Stuck.jpg
アイオロスとエナレテの息子。コリントスの王。グラウコス、オルニュティオン、テルサンドロス、アルモスという息子を残す。オデュッセウスの祖父であり、詳しい解説はアウトリュコスを参照。

 ある時、彼はゼウスが川の畔でアイギナをさらっていくのを目撃した。ゼウスは彼女をオイオノエ島まで連れ去って犯した。それを彼女の父であるアソポス河神は追いかけ、シシュポスに情報を提供してくれるように頼んだ。シシュポスは、泉を沸き出させて貰うことを条件に、彼に情報を提供した。
 それに激怒したゼウスは、彼に「死」を与えた。シシュポスの元へタナトスを遣わして、ハデスの元へ送ろうとしたが、シシュポスはタナトスを縛り上げ、土牢に放り込んでしまった。タナトスはアレスに助けられたのだが、その間地上の人間は死ぬことがなかった。
 タナトスは再び彼を見つけだし、今度は冥界まで連れ去ったが、彼の妻であるメロペはわざと葬儀をあげず、ハデスの怒りを増長させた。きちんと葬儀をあげるように地上に戻されたシシュポスは、案の定命令に従うはずもなく、そのまま長寿をまっとうしたという。
 死後、彼はタルタロスで罰せられ、永久に丘の上に石を運ぶ罰を受けた。石は頂上へ着くと、転がり落ち、永遠にそれを繰り返さねばならなかった。

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【参考文献】

 ・『世界神話辞典』 アーサー・コッテル(柏書房)
 ・『世界神話事典』 大林太良 他(角川書店)
 ・『世界の宗教と経典 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『世界の神話伝説 総解説』 省略(自由国民社)
 ・『ギリシアローマ神話事典』 マイケル・グラント/ジョン・ヘイゼル(大修館書店)
 ・『ギリシア・ローマ神話文化事典』 ルネ・マルタン/松村一男(原書房)
 ・『ギリシャ神話』 フェリックス・ギラン / 中島健(青土社)
 ・『ギリシャ神話 神・英雄録』 草野巧(新紀元社)
 ・『ギリシャ神話小事典』 バーナード・エヴスリン / 小林稔(教養文庫)
 ・『ギリシャの神話-神々の時代』 カール・ケレーニイ / 植田兼義(中央文庫)
 ・『ギリシャの神話-英雄の時代』 カール・ケレーニイ / 植田兼義(中央文庫)
 ・『ギリシャ神話を知っていますか』 阿刀田高(新潮文庫)
 ・『ギリシャ文化の深層』 吉田敦彦(国文社)

投稿者 akiuchi : 11:08 AM

シシュポスの神話とカミュ

シシュポスの神話

Sisyphus.bmp
コリントスの創始者であり王でもあったシシュポスは、非常に聡明で慎重でありながら同時に狡猾で悪知恵をめぐらす人物として知られている。神を嘲笑い、反逆し、挑みかかった咎(とが)でシシュポスは地獄で恐ろしい刑罰を科せられた。ある山の頂まで大きな岩を転がして運び上げるのだが、山頂に達するとこの岩はいつでもすぐに出発点まで転がり落ちるのである。いつ果てるともしれないこの苦役、およそ成し遂げることのできない無益な労働の繰り返しが、彼に課せられた恐るべき刑罰だった。
それでは、シシュポスの咎とは何か?川の神アソポスの娘がゼウスに誘拐されたのをシシュポスは見ていたのだが、娘の身の上を心配したアソポスが情報提供を依頼したのに対して、コリントスに新鮮な泉を湧き出させてくれるならば秘密を明かそうとシシュポスは答える。すぐにアソポスは同意してペイレネの泉が湧き出た。泉と引き換えに秘密が暴露されたことを知ったゼウスは怒り、死の神タナトスをシシュポスのもとに遣わしたが、シシュポスはタナトスをだまして縛り上げて捕虜にしてしまう。そのために人間が死ななくなり、困った冥府の神プルートンは戦争の神アレスを派遣してようやく死の神を解放したと言う。
また、シシュポスは一度死んで地獄に落ちた後も神を恐れぬはかりごとを行う。遺言で亡骸を埋葬しないように命じ、その通りに実行した妻を罰するために戻らなければならないと偽って冥府の神をだまし、まんまと再度の生を得るのである。いったん地上に戻ると、早く地獄の闇に戻れと命ずる召還命令や警告を彼は無視しつづけて、首尾よく長寿を全うすることができた。定めに逆らうシシュポスに神々は大いに困惑し、ついにヘルメスを遣わして彼を地獄に引き戻す。こうして地獄でシシュポスを待っていたのが上の刑罰だったのである。休みなくひたすら岩を転がし転がし、山頂に持ち上げた途端に最初の状態へとリセットされる、いつになっても成就することのない仕事。くる日もくる日も岩と戦い、全身全霊を傾けて取り組む単調な繰り返しが永遠に続くことが分かっている宿命。
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不条理の作家カミュがこのシシュポスについて述べているエッセーがある。シシュポスの受けた刑罰を人間の生そのものとみなすカミュの中にいささかのペシミズムもない。自分を苦しめる岩と全力で取り組み、自らの責苦を凝視するシシュポスこそ、神に逆らい、「死」以外の宿命には従わず、運命に対して雄々しく立ち向かえることを知ったのだ、とカミュは述べる。「ひとはいつも、繰り返し繰り返し、自分の重荷を見出す。しかしシシュポスは神々を否定し、岩を持ち上げるより高次の忠実さをひとに教える。・・・頂上をめがける闘争ただそれだけで、人間の心を充たすのに充分たりるのだ。いまや、シシュポスは幸福なのだと想わねばならぬ。」(「シシュポスの神話」『カミュ全集2』新潮社)

投稿者 akiuchi : 10:36 AM

プルプル通信メルマガ版 第42号 *9月号*(Vol.19 No.16)

> ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
>
> プルプル通信メルマガ版 第42号 *9月号*(Vol.19 No.16)
> 2006年9月20日発行
> (ほぼ月刊/中旬頃配信予定)
> ━━━━━━━━━━………………………………………・・‥
> Deep in the Community, Wide open to the World!
> ~深く地域に根差して広く世界に開く~
> 発行:医療法人アップル 編集:MintBox
>
> ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
>

■朝夕めっきり涼しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?プルプル通信メルマガ版第42号(9月号)をお届けいたします。前回のメルマガを発行した直後に「周産期医療の崩壊」を加速する事件が横浜で起こりました。日本一の出産数を誇る堀病院で無資格の看護師による内診が行われていたとして警察による家宅捜索が入りました。私はこの問題が日本の周産期医療に与える影響は今年2月に福島県大野病院で起こった産婦人科医師不当逮捕事件同様に大きなものだと認識しております。虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹先生が書かれた「医療崩壊-立ち去り型サボタージュ-とは何か」を前回のメルマガでご紹介いたしましたが同じ著者による「慈恵医大青戸病院事件-医療の構造と実践的倫理-」に警察が医療事故の調査に加わることに関して厳しい指摘がなされています。■「わが国の警察、検察は犯罪捜査と刑事責任追及はすべてに優先すると考えているらしい。そのために事故が多発しようが、医療が混乱しようが、気にする様子はうかがえない。警察、検察を抑えるべき権威はわが国には存在しないようにみえる。本来、国内法に優先すべき国際条約も、国内にしか関心を持たない警察、検察を制御できていない。国土交通省、厚生労働省は、事実上、警察庁の下位におかれている。政治家も警察、検察に口出しできない。警察は理解力に問題があるためか、科学にも敬意を払わない。見込み捜査と自白強要という、昔ながらの犯罪捜査が、科学的調査を必要とする場面に土足で踏み込んでいる。警察、検察の活動について、チェック機構が働いているように思えない。チェックのない権力がどのようなものか、歴史を紐解くまでもなく、現在の世界を観察すれば十分に理解できる。」(p76)この文章は1985年の日航機事故で群馬県警が押収した圧力隔壁の提出を国際的な調査機関の要請にも関わらず拒否したことと医療事故の調査を絡めて群馬県警の姿勢を「卑小、愚か、かつ依怙地」と批判しているくだりである。この本が発行されたのは2年前の2004年9月であるがその後起こっている警察の医療事故への介入をまのあたりにすると小松先生の先見の明には驚かされる。ちなみに青戸病院事件で医師3名が逮捕されたのは2003年9月である。詳しいことは今回新しく立ち上げた私自身のブログで解説することにしようと考えているが今回の警察の捜査が周産期医療の崩壊を加速させたことは間違いない。■また報道と行政(厚労省)のあり方に関しても以下のごとく厳しいことが書かれているが私も今回の内診問題をめぐるマスコミの報道に接して同様な危機感を抱かざるを得ないと思う。小松先生が医療崩壊をくい止めるために立ち上がった経緯をすべての医療関係者は理解しなければならない。「わが国には、すべてを把握し、長期的見地から国益を考え、国民を指導する「お上」は、もはや存在しない。場面場面で世論からどのようにみられるかが、政策決定者の最も重要な判断基準であるようにみえる。これは議会制民主主義に内包するものであり、必然的帰結である。国民は国民的熱狂が、だれにも逆らえない政治的力を持つことを自覚すべきである。熱狂の裏で、冷静な権力者が、事態を正しく認識し、適切に対処してくれるなどと甘い期待を持ってはならない。マスコミ人は自分の持つ権力の大きさをもっと自覚すべきである。扇情的記事を書くとき、その影響の広がりと最終的解決まで考えておく責任がある。あるいは多様な意見を意識的に世に出す努力をすべきである。なぜなら、マスコミが一方向に走り出すと、冷静な議論は封殺される。現在の政治体制では、政府すら、適切な施策ができなくなるからである。」(p83)■日経産業新聞にアルテミスが紹介された。「外観豪華」という表現では中身が空っぽというような印象を受けるのでいささか失望させられたが新しい産婦人科の流れということで都内の御三家(愛育、山王、聖路加)とともに紹介されたことはきっと悪いことではないのだと思う。アルテミスでは「デザイン」性を重んじたことは事実であるが単なる外観の美しさに留まらず機能的な面においても評価されるような病院にしたいと考えている。■そこでアルテミスの目標とする3つのSを院内に表示した。Safety=安全、Satisfaction=快適、満足、Sustainability=持続・・・「地域に根差して未来に繋ぐ」。お産に関して「安全性と快適性」は厚労省の健やか親子21でも取り上げられているので良く知られているが最後のS(持続性)に関しては耳新しい方も多いと思う。最近流行の言葉にロハス(LOHAS)があるがの最後のSがでSustainabilityを意味している。環境にやさしい循環型の永続性を大事にする社会という思想が流れている。組織のあり方として未来に責任を持つことは患者さんや地域住民のみならず職員にとっても重要なことだと考えている■読書の秋ということもあって積読状態になっていた本を読み始めた。小松先生の本にも医学生の時には山登りと読書に明け暮れたとかかれているが青戸病院事件の本ではホーソンの「緋文字」を引用してアメリカがドイツの医師を処罰したことを清教徒理念優先の残酷さと批判している。また「医療崩壊」の中ではマスコミ批判として本多勝一の「戦場の村」と開高健の「ベトナム戦記」を比較している。医療問題に関する本においても小松先生の教養の高さをうかがい知ることができる。その小松先生を栃木県にお招きして講演会を開催する計画が地元の医師会で現在進行中である。11月18日(土)開催を予定しているが、詳しいことは次号のメルマガでお知らせしたいと思う。小松先生とお会いできる日を楽しみにしている。■文学といえば文芸春秋9月号に掲載されたを芥川賞受賞作品「八月の路上に捨てる」(伊藤たかみ)を読んだのだがその面白さがさっぱりわからなかった。「文学とは何か?」最近はビジネス関係の書籍ばかり読んでいたので小説とはすっかり遠ざかっていた。大塚英志の「初心者のための『文学』」(角川書店)という本を先日本屋で見つけて買ってきた。この著者はサブカルチャー、オタクといった分野に詳しいのだがかつて「『彼女たち』の連合赤軍―サブカルチャーと戦後民主主義」という本の中で果敢にフェミニズムを批判していて共感を覚えた記憶がある。今回の本では「私」が文学の中心にあるということが強調されていた。「私とは何か?」永遠に難しい哲学的大問題だ。打って変わって直木賞作家・渡辺淳一の「愛の流刑地」という本も読んでみた。こちらは気恥ずかしくなるようなベタな話の展開に辟易させられた。(実は結構楽しんだりもしているだが・・・)確か渡辺淳一は札幌医大整形外科講師をしていたと思う。才能があったからということになるのだろうが医者から作家への「逃散」をいち早く決め込んだ彼の選択眼の鋭さには脱帽する。才能のない不器用な医者は果たしてこれからの日本でどのように生きていけばいいのだろうか?どうも憂鬱な秋になってきた。(木内)

投稿者 akiuchi : 05:44 AM

八月の路上に捨てる

第135回芥川賞は伊藤たかみさんに決定!

http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/

八月の路上に捨てる (単行本)
伊藤 たかみ

価格: ¥ 1,050 (税込み)

出版社 / 著者からの内容紹介
暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。愛していながらなぜずれてしまったのか。現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!他一篇収録。

内容(「BOOK」データベースより)
暑い夏の一日。僕は30歳を目前に離婚しようとしていた。現代の若者を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を軽やかに描く。第135回芥川賞受賞作ほか1篇を収録。

単行本: 122ページ
出版社: 文藝春秋 (2006/8/26)
ASIN: 4163254005

八月の路上に捨てる.jpg


投稿者 akiuchi : 05:37 AM

September 18, 2006

老いの超え方 (単行本)

老いの超え方 (単行本)
吉本 隆明

価格: ¥ 1,785 (税込み)

出版社 / 著者からの内容紹介
今年83歳になる戦後思想の巨人による完本・老体論。糖尿病、白内障の手術、腸がんの切除手術など多くの病気を抱え、ほとんど歩けず見えない生活で取り組む「吉本式日々の体操」と生活の必需品をカラー写真と文章で紹介。足・腕・指・脊髄の鍛錬、散歩、パソコンで拡大文字を読む。身体の衰えと反比例し拡張する精神。「老い」の本当の姿を率直無比に語りつくす貴重な一冊。老いの語録集付き。

内容(「BOOK」データベースより)
ご老人は超人間である。今年83歳になる戦後思想の巨人は糖尿病をかかえ、白内障と腸がんの手術をし、歩くことも本を読むこともままならない。そんな不自由をどのように自由に生きるのか?吉元老体論の決定版、ついに刊行!初公開「吉本式・日々の体操と道具」をカラーで紹介、「老いの語録集」付き。

第1部 身体
身体
精神
生活
環境)
第2部 社会
仕事
社会)
第3部 思想
宗教
文学
政治)
第4部 死
見方
対処)

単行本: 275ページ
出版社: 朝日新聞社 (2006/05)
ASIN: 402250188X

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投稿者 akiuchi : 11:52 PM

家族のゆくえ (単行本)

家族のゆくえ (単行本)
吉本 隆明

価格: ¥ 1,470 (税込み)

出版社/著者からの内容紹介
■吉本隆明、渾身の書下ろし!混迷する諸問題を読み解く。

人生最大のドラマへの実感的考察●「家庭の幸福は諸悪のもと」●日本的育児の大切さ●子育ての勘どころは二か所しかない●父のゲンコツ・母のコツン●いちばんいい遊ばせ方●「怖い父親」が登場してももう遅い●性教育などしないこと●老齢は衰退を意味しない


内容(「BOOK」データベースより)
人生最大のドラマへの実感的考察。混迷する諸問題を読み解く渾身の書下ろし。

目次

序章 家族論の場所
第1章 母と子の親和力(乳幼児期)
第2章 「遊び」が生活のすべてである(少年少女期)
第3章 性の情操が入ってくる(前思春期・思春期)
第4章 変容する男女関係(成人期)
第5章 老いとは何か(老年期)
補註 対幻想論

単行本: 207ページ
出版社: 光文社 (2006/2/23)
ASIN: 4334974953

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投稿者 akiuchi : 11:38 PM

初心者のための「文学」

初心者のための「文学」 (単行本)
大塚 英志

価格: ¥ 1,260 (税込み)

出版社/著者からの内容紹介
正しく文学と出会い、正しく読む十の講義
中上健次、、安部公房、三島由紀夫など、戦後を代表する文学に内在する「ひきこもり」「萌え」「禁忌」といった要素を大塚英志が講義する、学校では決して教えてくれない戦後文学のほんとうの読み方。

内容(「BOOK」データベースより)
文学に流されず、文学に損なわれず、文学を読む自分を勘違いせず、正しく文学と出会い、正しく文学を読む十講。

目次

第1講 「私」と書き始めれば「私」が現れる「文学」をまず疑う―扱う作品/三島由紀夫『仮面の告白』
第2講 戦争という「わくわく」した現実と「私」であることの関係―扱う作品/太宰治『女生徒』
第3講 「文学」とは「私」でない誰かのために「私」がなしうることではないのか―扱う作品/井伏鱒二『黒い雨』
第4講 「日常がいや」という「生きづらさ」は何故、始まったか―扱う作品/島尾敏雄『出発は遂に訪れず』
第5講 「私」の外側で「私」を見つめるのは誰か―扱う作品/大岡昇平『野火』
第6講 「萌え」と「血筋」と近代文学の関係―扱う作品/李恢成『伽〓(や)子のために』
第7講 「箱男」を疑いつつ「箱男」であること―扱う作品/安部公房『箱男』
第8講 「空気」を読む「文学」は転向する―扱う作品/中野重治『村の家』
第9講 「文学」は「空想の地図」であってはいけない―扱う作品/中上健次『十九歳の地図』
第10講 孤立し、ただ一人、闇の奥へ―扱う作品/大江健三郎『芽むしり仔撃ち』

単行本: 285ページ
出版社: 角川書店 (2006/07)
ASIN: 4048839551

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「物を書くことの恐ろしさ」をめぐって, 2006/7/3
レビュアー: エイス "aruasasonotoki" (埼玉県) - レビューをすべて見る
大塚英志がライトノベル(ズ)雑誌ザ・スニーカーにおいて連載していた
「正しい文学 スニーカー文庫の読者のための文学入門」
の書籍化。

主に戦時下の文学の、現代にも通ずる凡例としての側面と届く事が出来なかった隘路を
ライトノベル(ズ)読者にも飽きを感じさせないようにエサを投下しながら語り進む

※連載中、読者から感想を応募していたのでてっきり本に載ってるものと想像してたが、何故か載ってない。そこが大塚クオリティ?
※第五講「伊豆の踊子」が未収録。「キャラクター小説の作り方」文庫版にネタがかぶった話を書き下ろしたためと思われる

投稿者 akiuchi : 11:31 PM

男女(オスメス)の怪 (単行本)

男女(オスメス)の怪 (単行本)
養老 孟司 ・阿川佐和子

価格: ¥ 1,470 (税込み)

内容(「BOOK」データベースより)
男と女にも「壁」がある!?丁々発止、思わず膝を打つ傑作対談。

内容(「MARC」データベースより)
恋愛は病気、結婚は契約? なぜ女は男より強くてたくましいのか。男はどうしてデリケートで口下手なのか…。男と女の間にある「壁」について、性格や言葉、美意識、遺伝子など様々な視点から探っていく、丁々発止の傑作対談。

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目次

1 恋愛は病気、結婚は契約?―男と女の愛の壁
2 なぜ女は男より強くてたくましいのか―男と女の性格の壁
3 男はどうしてデリケートで口下手なのか―男と女の言葉の壁
4 人がポルノグラフィーに興奮するわけ―男と女の美意識の壁
5 男の乳房は何の役に立つのか―男と女の遺伝子の壁
6 「愛」という諜と無思想の思想―男と女のバカの壁
7 日本人に個性はいらない―男と女の脳の壁


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単行本: 208ページ
出版社: 大和書房 (2006/6/15)
ASIN: 4479011889

男女(オスメス)の怪.jpg

投稿者 akiuchi : 11:22 PM

September 17, 2006

愛の流刑地〈上・下〉 (単行本)

■文学といえば文芸春秋9月号に掲載されたを芥川賞受賞作品「八月の路上に捨て
る」(伊藤たかみ)
を読んだのだがその面白さがさっぱりわからなかった。「文学
とは何か?」最近はビジネス関係の書籍ばかり読んでいたので小説とはすっかり遠
ざかっていた。大塚英志の「初心者のための『文学』」(角川書店)という本を先
日本屋で見つけて買ってきた。この著者はサブカルチャー、オタクといった分野に
詳しいのだがかつて「『彼女たち』の連合赤軍―サブカルチャーと戦後民主主義」
という本の中で果敢にフェミニズムを批判していて共感を覚えた記憶がある。今回
の本では「私」が文学の中心にあるということが強調されていた。「私とは何か?」
永遠に難しい哲学的大問題だ。打って変わって直木賞作家・渡辺淳一の「愛の流刑
地」という本も読んでみた。こちらは気恥ずかしくなるようなベタな話の展開に辟
易させられた。(実は結構楽しんだりもしているのだが・・・)確か渡辺淳一は札
幌医大整形外科講師をしていたと思う。才能があったからということになるのだろ
うが医者から作家への「逃散」をいち早く決め込んだ彼の選択眼の鋭さには脱帽す
る。才能のない不器用な医者は果たしてこれからの日本でどのように生きていけば
いいのだろうか?どうも憂鬱な秋になってきた。
プルプル通信メルマガ版 第42号 *9月号*(Vol.19 No.16)
2006年9月20日発行

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愛の流刑地〈上・下〉 (単行本)
渡辺 淳一

単行本: 382ページ
出版社: 幻冬舎 (2006/05)
ASIN: 4344011651

朝刊小説 渡辺淳一の「愛の流刑地」

「愛の流刑地」のあらすじ
 村尾菊治は55歳。かつて恋愛小説の旗手として脚光を浴びたが、今は新作が書けずにくすぶっていた。そんな菊治がある日、女友達の紹介で、自分の作品のファンだという関西在住の人妻、入江冬香と京都で出会う。北陸・富山の生まれで、すき透るような白い肌が美しい。その細い手に、以前見たなまめかしいおはら風の盆の踊りを思い出し、菊治は強く心惹かれる。
 東京に住む菊治は別の日、冬香を京都のホテルに誘いだし、いきなりその唇を奪う。2度目の密会で、ふたりはとうとう結ばれる。互いに惹かれあい、その後京都で密会を重ねるふたり。冬香には夫と小さな子供が3人いて、逢えるのは決まって午前中だけだった。

 年が明けて正月2日、冬香は富山の実家に子供と夫を残し、東京に住む菊治に逢いに来る。そんな彼女を菊治が激しく愛すると、冬香は、夫からも得られなかった深いエクスタシーへと導かれる。

 心も躰も離れられなくなった2人に、製薬会社に勤める冬香の夫の東京転勤という、またとない幸運が舞い込む。東京近郊の新百合ヶ丘に3月に移り住んできた冬香は、菊治の住む千駄ケ谷の部屋に通い始め、逢瀬の機会がますます増えていく。

 体を重ねるごとにエクスタシーの度合いを深めていく冬香。夫に体を求められても拒絶しているという冬香に、菊治は強い愛情を感じる一方、彼女の家庭も気になり始める。子供の風邪のせいで逢えない日など、妻であり3人の子の母でもある冬香の立場に、菊治は強く心がかき乱される。

作者の言葉
 いま、純愛ブームだという。肉体関係がない、精神的なつながりだけの愛が純粋だと思いこむ。だがそれは単に未熟な幼稚愛にすぎない。精神と肉体と両方がつながり密着し、心身ともに狂おしく燃えてこそ、愛は純化され、至上のものとなる。
 今度の小説は、その純愛のきわみのエクスタシーがテーマである。その頂点に昇りつめて感じた人と、いまだ知らぬ人との戦いである。最高の愉悦を感じるか否かは、知性や論理の問題ではなく、感性の問題である。

 はたして、この戦いはいずれが勝つのか、そして読者はいずれに軍配をあげるのか、ともに考えていただければ幸いである。

作者の横顔 渡辺 淳一(わたなべ・じゅんいち)氏
  1933年北海道生まれ。札幌医科大を卒業後、同大学の整形外科講師を経て作家に。70年「光と影」で直木賞、80年「遠き落日」「長崎ロシア遊女館」で吉川英治文学賞を受賞、2003年には菊池寛賞を受賞。医師体験を基にした深い人間認識と細やかな心理描写からなる恋愛ロマンや、歴史・伝記小説を数多く発表し、読者の高い支持を得ている。
 本紙朝刊では、いずれも大きな話題となった85年の「化身」、96年の「失楽園」に次ぐ、3回目の連載。著書に「阿寒に果つ」「ひとひらの雪」「幻覚」など多数。98年には札幌に渡辺淳一文学館が完成、一般に公開している。

挿画 小松 久子(こまつ・ひさこ)氏 洋画家として活躍する一方、渡辺作品をはじめとする多くの連載小説の挿画を手がけるベテランで、すっきりとした優美な線で描かれる人物や風景が小説世界を引き立てる。

題字 松井 芝翆(まつい・しすい)氏
 ひらがなを得意とする書家で、渡辺作品の多くの題字を手掛けています。今回は漢字の多いタイトルをやわらかでドラマチックな筆致の題字にまとめ、印象深い「小説の顔」として紙面を彩る。

http://xn--wgvw43c.jp/honshi/20041206ta7c6000_06.html

http://blog.drecom.jp/toka/category_17/

日本経済新聞朝刊に連載されたの恋愛小説。

略称は「愛ルケ」。

小説家村尾菊治(55歳、以前は恋愛小説で鳴らしたが、今はしがないゴーストライター、妻と別居中で1人暮らし)とそのファンの入江冬香(36、7歳、人妻、ほっそりした体つきに、控えめな物腰)との恋愛を描く。

朝から電車の中で広げて読むことをはばかられるような、セキララな性愛描写と、一貫性がなくつかみどころのない登場キャラクター、親父のセコさ、妄想炸裂具合が一部で評判を呼んでいる。

2006年度1月末をもって連載を終了した。書籍化と映画化、日本テレビにてドラマ化(キャスティング不明)の予定がある。

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内容(「BOOK」データベースより)
その男と出会い、女はすべてを捨てた。生まれて初めて知った狂おしいほどの性の悦び―。エクスタシーの頂点で、女が男に求めた究極の行為とは。男女の性愛を大胆に描写し、日本経済新聞連載中から大反響を巻き起こした衝撃の問題作。

内容(「MARC」データベースより)
下火の作家・菊治と主婦の冬香。互いに家庭を持つ身でありながら、急速に惹かれあう二人。生まれた初めて知った狂おしいほどの性の悦び-。エクスタシーの頂点で、冬香が菊治に求めた究極の行為とは…。

内容(「BOOK」データベースより)
最愛の女を殺めた果ての孤独な法廷闘争。故意か過失か、あるいは愛の証しか。懸命に愛した男が最後に受け入れた罪と罰とは。論理ではとらえきれぬ情感の妖しさを描き、現代人の感性の解放をうたうルネサンス的文芸大作誕生。

内容(「MARC」データベースより)
狂おしいほどの愛情ゆえに、最愛の女・冬香を殺めてしまった菊治。その果ての孤独な法廷戦争。故意か過失か、あるいは愛の証か。法は、この愛を裁けるのか。懸命に愛した男が最後に受け入れた罪と罰とは…。


投稿者 akiuchi : 11:53 PM

医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か

■夏休みといってもどこにも出掛けることが出来ずに映画館で避暑という
パターンが多いこの頃ですが、先日「日本沈没」という映画を観てきまし
た。これは1973年に小松左京が出版して映画化されたもののリメーク
版です。あの当時はオイルショックによるトイレットペーパー騒動などい
ろいろなことがありましたが、私は高校を卒業して受験浪人をしていまし
た。夏休みに長野県の戸隠村の学生村(当時は暑さを避けて受験生が合宿
をしていました。)に一緒に出掛けたのが現在千葉のみやけウイメンズク
リニックの院長をしている三宅先生です。またその時に司法試験の勉強で
来ていた中央大学のグループの一人が現在私どもの顧問をして下さってい
る土屋弁護士です。まだ若かったあの頃を少し思い出しました。映画では
六本木ヒルズなど日本全国の建築物が崩壊するシーンはなかなか迫力があ
ります。「崩壊」というと虎ノ門病院泌尿器科部長の小松秀樹先生が書か
れた「医療崩壊-立ち去り型サボタージュ-とは何か」という本を最近読
んだのですが、どうしたら周産期医療の崩壊を食い止めることができるの
か?悲観的にならずに考えていこうと思います。
プルプル通信メルマガ版 第41号 *8月号*(Vol.18 No.15)
2006年8月19日発行

日本沈没
日本沈没.jpg
医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か (単行本)
小松 秀樹
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目次

1 何が「問題」なのか
2 警察介入の問題
3 社会の安全と法律
4 事件から学ぶこと
5 安全とコスト
6 イギリス医療の崩壊
7 立ち去り型サボタージュ
8 大学・大学院・医局の問題
9 厚生労働省の問題
10 医療の崩壊を防ぐために

出版社 / 著者からの内容紹介
日本の医療は、今、崩壊の危機にさらされている。現職の虎の門病院泌尿器科部長がついに声を上げた。医療の最前線に立つ大病院の現場で起きる「医師の立ち去り」の実態と理由と、その対策について、具体的に報告し、提言する。医療現場で日々、診断、治療、手術などの日常業務を行いながらも、「発言する医者」として、日本医療を崩壊から守るために務める著者の熱い思いが伝わってくる。

内容(「BOOK」データベースより)
現在、日本の医療機関は二つの強い圧力にさらされている。医療費抑制と安全要求である。この二つは相矛盾する。相矛盾する圧力のために、労働環境が悪化し、医師が病院から離れ始めた。現状は、きわめて深刻である。医療機関の外から思われているよりはるかに危機的である。現状はどうか、何がおかしいのか、どうすればいいのか。現状を報告し、対策を緊急提案する。

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単行本: 295ページ
出版社: 朝日新聞社 (2006/05)
ASIN: 4022501839


医療崩壊―「立ち去り型サボタージュ」とは何か.jpg

投稿者 akiuchi : 11:30 PM

慈恵医大青戸病院事件―医療の構造と実践的倫理

■前回のメルマガを発行した直後に「周産期医療の崩壊」を加速する事件が横浜で起こりました。日本一の出産数を誇る堀病院で無資格の看護師による内診が行われていたとして警察による家宅捜索が入りました。私はこの問題が日本の周産期医療に与える影響は今年2月に福島県大野病院で起こった産婦人科医師不当逮捕事件同様に大きなものだと認識しております。虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹先生が書かれた「医療崩壊-立ち去り型サボタージュ-とは何か」を前回のメルマガでご紹介いたしましたが同じ著者による「慈恵医大青戸病院事件-医療の構造と実践的倫理-」に警察が医療事故の調査に加わることに関して厳しい指摘がなされています。■「わが国の警察、検察は犯罪捜査と刑事責任追及はすべてに優先すると考えているらしい。そのために事故が多発しようが、医療が混乱しようが、気にする様子はうかがえない。警察、検察を抑えるべき権威はわが国には存在しないようにみえる。本来、国内法に優先すべき国際条約も、国内にしか関心を持たない警察、検察を制御できていない。国土交通省、厚生労働省は、事実上、警察庁の下位におかれている。政治家も警察、検察に口出しできない。警察は理解力に問題があるためか、科学にも敬意を払わない。見込み捜査と自白強要という、昔ながらの犯罪捜査が、科学的調査を必要とする場面に土足で踏み込んでいる。警察、検察の活動について、チェック機構が働いているように思えない。チェックのない権力がどのようなものか、歴史を紐解くまでもなく、現在の世界を観察すれば十分に理解できる。」(p76)この文章は1985年の日航機事故で群馬県警が押収した圧力隔壁の提出を国際的な調査機関の要請にも関わらず拒否したことと医療事故の調査を絡めて群馬県警の姿勢を「卑小、愚か、かつ依怙地」と批判しているくだりである。この本が発行されたのは2年前の2004年9月であるがその後起こっている警察の医療事故への介入をまのあたりにすると小松先生の先見の明には驚かされる。ちなみに青戸病院事件で医師3名が逮捕されたのは2003年9月である。詳しいことは今回新しく立ち上げた私自身のブログで解説することにしようと考えているが今回の警察の捜査が周産期医療の崩壊を加速させたことは間違いない。■また報道と行政(厚労省)のあり方に関しても以下のごとく厳しいことが書かれているが私も今回の内診問題をめぐるマスコミの報道に接して同様な危機感を抱かざるを得ないと思う。小松先生が医療崩壊をくい止めるために立ち上がった経緯をすべての医療関係者は理解しなければならない。「わが国には、すべてを把握し、長期的見地から国益を考え、国民を指導する「お上」は、もはや存在しない。場面場面で世論からどのようにみられるかが、政策決定者の最も重要な判断基準であるようにみえる。これは議会制民主主義に内包するものであり、必然的帰結である。国民は国民的熱狂が、だれにも逆らえない政治的力を持つことを自覚すべきである。熱狂の裏で、冷静な権力者が、事態を正しく認識し、適切に対処してくれるなどと甘い期待を持ってはならない。マスコミ人は自分の持つ権力の大きさをもっと自覚すべきである。扇情的記事を書くとき、その影響の広がりと最終的解決まで考えておく責任がある。あるいは多様な意見を意識的に世に出す努力をすべきである。なぜなら、マスコミが一方向に走り出すと、冷静な議論は封殺される。現在の政治体制では、政府すら、適切な施策ができなくなるからである。」(p83)プルプル通信メルマガ版 第42号 *9月号*(Vol.19 No.16)2006年9月20日発行


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慈恵医大青戸病院事件―医療の構造と実践的倫理 (単行本)
小松 秀樹
価格: ¥ 1,680 (税込み)
単行本: 208ページ
出版社: 日本経済評論社 (2004/09)
ASIN: 4818817112
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目次

第1部 医療と刑事責任―倫理と法律のはざまで
医療に対する過剰な期待と報道姿勢
「早期発見、早期治療」は賢い指針か
安全な手術はない ほか
第2部 大学と医局―社会学的分析
大学病院の矛盾
大学医局の人事システム
医局の成立と行動原理 ほか
第3部 医の倫理と医療の安全―思想の重要性
他に求める倫理と自己を律する倫理
思想の重要性
インフォームド・コンセント ほか

内容(「BOOK」データベースより)
医療事故ではどこまで医師の刑事責任を問えるのか。医療システムや医局制度、報道、厚労省の対応に問題はないのか。患者の死を無駄にしないための医療の具体的あり方を提案。

内容(「MARC」データベースより)
医療事故はどこまで医師の刑事責任を問えるのか。医療システムや医局制度、報道、厚労省の対応に問題はないのか。慈恵医大青戸病院での事件を例に、患者の死を無駄にしないための医療の具体的なあり方を提案。


慈恵医大青戸病院事件―医療の構造と実践的倫理 (単行本).jpg

投稿者 akiuchi : 11:15 PM

緋文字(ヴィム・ヴェンダース)

慈恵医大青戸病院事件―医療の構造と実践的倫理 (単行本)
小松 秀樹
p26

ニュルンベルグ継続裁判=清教徒的理念優先の残酷さ

緋文字
Der Scharlachrote Buchstabe

緋文字DVD.jpg

制作年 1973

邦題 緋文字
原題 Der Scharlachrote Buchstabe
ジャンル ドラマ
時間 90分
フイルム 35mm
カラー カラー
製作国 西独
製作会社 PIFDA/西ドイツ放送局(WDR)/エリアス・ケヘレタ・プロ
原作 ナサニエル・ホーソーン<Nathaniel Hawthone>
製作 ヴィム・ヴェンダース<Wim Wenders>/
トーマス・シャモーニ<Thomas Schamoni>
監督 ヴィム・ヴェンダース<Wim Wenders>
脚本 ヴィム・ヴェンダース<Wim Wenders>
撮影 ロビー・ミュラー<Robby Müller>
編集 ペーター・ブルツィゴッダ<Peter Przygodda>
音楽 ユルゲン・クニーパー<Jürgen Knieper>
出演 ゼンダ・ベルガー<Senta Berger>(ヘスタ・プリンヌ)/
ハンス・クリスティアン・ブレヒ<Hans Christian Blech>(チリングワース)/
ルー・カステル<Lou Castel>(デムスデール)/
イェラ・ロットレンダー<Yella Rottländer>(パール)/
リュディガー・フォーグラー<Rüdiger Vogler>(水夫)

■ 内容
17世紀後半のアメリカ新大陸、大西洋岸のピューリタンの村に一人の旅人がやって来る。村はちょうど年に一度開かれる裁判の日だった。村の中央広場のさらし台の上に若い女性ヘスタが立っており、彼女の衣服は胸のところに「A」という深紅の文字が縫いつけられていた。これは姦通(adultery)の頭文字だった。
旅人はチリングワースという医者で、以前ヨーロッパではヘスタの夫だった。ヘスタが不義の子を産み、その子の父親の名を明かすのを拒んだため、裁判によって村から追放されて町の外の小さな小屋に住むことを余儀なくされ、「A」という文字をつけて毎年一度このような辱めを受けるのだった。だが、彼女の態度には卑屈なところなどみじんもなく、むしろその「A」という文字を誇りに思っているようだった。
セイレムの町にイギリスからの船が着いた。ヘスタは牧師のデムズデールに娘のパールと3人でヨーロッパへ逃げようともちかける。デムズデールは罪を告白してからでないと行けないと言う。町の人々の前で自分の罪を告白すると、崩れ落ちる。新しい知事はことを公にしたくないため、彼を殺害する。ヘスタとパールを載せた船はイギリスへ出帆した。


緋文字.jpg


http://www.wim-wenders.net/movie/scharlachrote.html

投稿者 akiuchi : 11:01 PM