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September 22, 2006
ジョアン・ジルベルト
ジョアン・ジルベルト(2006/7/21)
“ボサ・ノヴァの法王”という異名を持つブラジル音楽界の伝説的な巨人が、今年も日本にやってくる。2003年9月に初の来日公演が実現した時の衝撃の凄さは、いまだに記憶に新しいが、12日のステージの模様を収録した『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』をCDでリリースするほど、日本贔屓になった彼のステージに期待したい。
アントニオ・カルロス・ジョビンと詩人のヴィニシウス・ジ・モラエスの共作による「シェガ・ジ・サウダージ」を1958年にレコーディングし、ボサ・ノヴァというスタイルを確立したブラジル音楽界の伝説的ミュージシャン、ジョアン・ジルベルト。ボーカリストとしての評価も高いが、それだけでなくニュアンスに富んだ彼のギターの奏法抜きにはボサ・ノヴァの歴史は、今あるものとは大きく変わっていたことは間違いのないところだ。
そうした彼はかつては突出した才能に自ら振り回されるかのように、ライブをすっぽかしたかり、突然放送局に現れて歌ったりとエキセントリックな言動をとることが多かった。それだけに2003年に初来日公演が実現した時の衝撃は忘れがたい。しかもその時も公演の開始が一時間近くも遅れたり、演奏中に長時間の中断があったりしながらも、公演自体は大好評。ひとことで言うなら一挙手一投足から目を離すことができない天才的なミュージシャンなのである。
時と場合によっては公演を短時間で切り上げたり、開演寸前に帰ってしまったりというエピソードもあるだけに、日本の観客に対して彼がどのような印象を持つかも気がかりだったが、結果的には公演の模様を彼自身が非常に気に入り、翌2004年にライブ・アルバム『ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー』としてリリース。さらに再来日も実現したこともあって、すでに彼にとって日本は、特別な愛着のある場所となっている。
そして今年の秋にも彼の来日が決定した。たった独りのアコースティック・ギターの弾き語りだけで、大会場の客席を魅了してしまう奇跡のようなステージを体験するチャンスがまたしても巡ってきたのだ。ジャンルを越えて多くの音楽ファンの語り草となる公演となるに違いない。
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ジョアン・ジルベルト・イン・トーキョー [Live]
~ ジョアン・ジルベルト (アーティスト)
CD (2004/2/21)
ディスク枚数: 1
フォーマット: Live
レーベル: ユニバーサルミュージック
ASIN: B000185DHG
曲目リスト
1. アコンテッシ・キ・エウ・ソウ・バイアーノ
2. 瞑想
3. ドラリッシ
4. コルコヴァード
5. まなざし
6. イスト・アキ・オ・キ・エー!
7. ウェイブ
8. マダムとの喧嘩はなんのため
9. リジア
10. ロウコ
11. 紙風船
12. ホーザ・モレーナ
13. 思い知るがいいさ
14. アデウス・アメリカ
15. プレコンセイト
16. 十字架のもとで
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商品の説明
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ジョアン・ジルベルトの初来日は画期的な出来事だった。そのライヴ盤が発売されるとは、これまたビッグ・ニュース。当初、ライヴ録音の予定はまったくなかったのだが、当のジョアンが日本公演に大満足し、ぜひライヴ盤を出したいと言い出したのだそうだ。そのため、ここに聴かれる音はジョアンが個人的に聴くために録音されたDATが音源である。全15曲。そのすべては2003年9月12日の東京国際フォーラムAにおけるライヴ録音。この日のステージに一番満足しているからだという。当日は全23曲を披露したが、音質上の問題でボツにせざるをえなかった8曲を除いた全曲が、実際のコンサート通りの順にここに収録されている。
ギター1本で淡々と歌うジョアン。これほどシンプルなフォーマットで、これほど深い世界を聴かせるアーティストは、ちょっとほかにいない。そのことをあらためて痛感させられるライヴだ。なおドリ・カイミの「アコンテッシ・キ・エウ・ソウ・バイアーノ」と10曲目の「ロウコ」はこれがアルバム初収録。ファン必聴の感動的ライヴ盤だ。(市川正二)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
2003年に初の来日公演を行なったボサ・ノヴァの大御所によるライヴ盤が日本先行発売。日本のオーディエンスとの交流に感動した本人自身の希望で発売が実現。ボサ・ノヴァの真髄を楽しめる。
投稿者 akiuchi : September 22, 2006 02:52 AM