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September 28, 2006
横浜・堀病院事件 県警、異例の反論
9月のメルマガで医療事故に警察・検察が介入することが如何に不合理かということを取り上げた。日本の医療崩壊は着実に進行している。
■虎の門病院泌尿器科部長の小松秀樹「慈恵医大青戸病院事件-医療の構造と実践的倫理-」
わが国の警察、検察は犯罪捜査と刑事責任追及はすべてに優先すると考えているらしい。そのために事故が多発しようが、医療が混乱しようが、気にする様子はうかがえない。警察、検察を抑えるべき権威はわが国には存在しないようにみえる。(中略)警察は理解力に問題があるためか、科学にも敬意を払わない。見込み捜査と自白強要という、昔ながらの犯罪捜査が、科学的調査を必要とする場面に土足で踏み込んでいる。警察、検察の活動について、チェック機構が働いているように思えない。チェックのない権力がどのようなものか、歴史を紐解くまでもなく、現在の世界を観察すれば十分に理解できる。」(p76)プルプル通信メルマガ版 第42号 *9月号*(Vol.19 No.16)2006年9月20日発行
横浜・堀病院事件 県警、異例の反論 医会などの強制捜査批判に
横浜市瀬谷区の堀病院で無資格の看護師らが助産行為をしていたとされる事件で、日本産婦人科医会などが神奈川県警の強制捜査を批判していることについて、井上美昭・県警本部長は6日の定例記者会見で、「不当と言われるいわれはない。関係機関の法的な解釈を事前に照会したうえ、厳正に捜査している」と異例の反論をした。
県警は8月24日、保健師助産師看護師法違反の疑いで堀病院を家宅捜索。日本産婦人科医会と日本産科婦人科学会は9月1日に見解を公表し、「大がかりな捜査は極めて不当。産婦人科医療の現場に深刻な打撃を与えた」と批判。県産科婦人科医会も「堀病院を全面的に支援する」と表明している。
[読売新聞 ]2006年9月7日(木)
「無資格助産」捜査批判に反論 県警本部長「法的解釈踏まえ慎重捜査」=神奈川
横浜市瀬谷区の堀病院への捜査批判が医療関係者の間からあがっていることに、井上美昭・県警本部長が6日、正面から反論した。捜査中の個別の事件について、県警幹部が反論するのは異例。「不当」などと言われる筋合いではないという立場を、明確にした。
◆県警本部長との一問一答
井上県警本部長の一問一答は次の通り。
--堀病院への家宅捜索について、日本産婦人科医会など医師側から「捜査が不当」という声があるが。
法的な手続きに従って、厳正に捜査を進めていきたい。「不当」という指摘は、いかがかなあという感じは持っている。ただ捜査中なので、どこがどうなんだ、というのは控えたい。感想としては、そういうふうに言われるいわれはないと思っている。
--法律解釈に議論がある時点での家宅捜索に反発があるが。
被害の申告がなされ、当然、捜査をする責務がある。こういう捜査をする場合、関係機関の法的な解釈ということについても、事前に照会している。そういうことを踏まえ、非常に慎重に捜査をしていた。
--結果として医療界に大きな影響を及ぼしているが。
関係機関、行政、医師会が事案を踏まえ、議論して、対策を取ることが大事ではないか。県警が投げかけた事案を受け止めていただければ、ありがたい。むしろ今回の事案を経験し、国民にとっていい方向に関係機関が進めていくのが、大事なこと。粛々と捜査を進めていく。
[読売新聞 ]2006年9月7日(木)
投稿者 akiuchi : September 28, 2006 03:46 PM