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September 30, 2006
スカラベ
このブログでスカラベ(糞転がし)への思い入れを書き込んだらある人から誕生日のプレゼントとしてエジプト製のスカラベ・ペーパーウェイトをもらった。古代エジプトでは再生復活の象徴として崇拝されていた聖なる虫なのだという。そのうち現役を退いて時間と余裕ができたらエジプトの王家の谷をたずねて壁画のスカベラにご対面したいと思った。南米アンデスのマチュピュチュには死ぬ前に一度行かなければならないと前から思っていたのだがこれでもうひとつ目標が増えた。果たしてあと何年したら実際に行くことができるのだろう?
シシュポスの独り言;ファーブルの糞転がし
南米アンデスのマチュピュチュ


スカラベとは古代エジプト時代から伝わる護符のひとつで「フンコロガシ」という虫の名前です。フンコロガシは、泥と動物の糞が混じったものを球状にまるめて、1メートル以上離れた巣穴まで運びます。巣穴ではこの糞に卵を産み、幼虫になるとこの糞を食べて育ちます。ナイル川の氾濫が終わると肥沃の大地が現れます。その大地から現れる虫がフンコロガシでした。古代エジプト人たちは、生まれ変わったフンコロガシが地表に出てきたと信じ、生命力と再生復活の象徴としてきたのです。
スカラベのお守りは、持ち主を「死」から守り、持ち主の死後は再生復活を約束してくれるものとして、身につけられるようになったそうです。王侯貴族が死ぬと、その再生復活を願って作られるミイラの心臓部分にも、呪文を刻んだスカラベを納めたと聞きました。
フンコロガシが糞をころがす姿を見て、古代エジプト人は、太陽の運行と重ね信仰したといいます。そのためスカラベは、太陽の象徴となり創造を司り、幸運をもたらす神聖なお守りとして今日でも世界の人々に愛されています。
王家の谷の壁画に描かれたスカラベ
投稿者 akiuchi : September 30, 2006 06:02 AM