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November 03, 2006

栗橋病院・本田副院長=埼玉

本田宏先生の活動に注目!

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医師不足訴え全国行脚 講演依頼殺到 栗橋病院・本田副院長=埼玉
読売新聞 (844文字) 2006年8月28日(月)

 ◆今年すでに30か所 「危機的状況伝えねば」
 医師不足に苦悩する医療現場の現状を知ってもらおうと、済生会栗橋病院(栗橋町)の副院長で外科医の本田宏さん(52)が全国で講演活動を続けている。今年だけでも約30か所の講演会などに招かれ、「日本は医師の絶対数が不足している」と訴えた。本田さんは「人口に対する医師数が全国で最も少ない埼玉県で働く私が、この危機的な現状を伝えなければという思いだ」と話す。
 本田さんは、弘前大、東京女子医大を経て、1989年に外科部長として栗橋病院に着任。がんなどの手術を担当する傍ら、医師らによるNPO法人「医療制度研究会」を発足させ、休日には全国各地の講演に出向いている。
 社会問題になっている医師不足について、本田さんは「国は医師の偏在が問題としているが、本当は絶対数の不足が問題。早急に医師を増やす以外に解決策はない」と指摘する。OECD(経済協力開発機構)加盟国では、人口1000人当たりの医師数は平均2・9人だが、日本は2・0人。その中でも埼玉県は1・29人と全国最低(2004年医師・歯科医師・薬剤師調査)。
 特に病院の勤務医不足は深刻で、本田さんは「若い医師が精も根も尽き果てるような働き方をしているのが今の病院の姿だ」と指摘する。
 栗橋病院の医師は50人弱だが、米国では同じベッド数の病院に370人の医師がいるとされ、「患者は専門性を求めるが、マンパワーが不足する中では質を保つことも難しい」と語る。
 ユーモアを交え、現状や課題をわかりやすく伝える本田さんのもとには昨年以降、東北や九州など全国から講演依頼が殺到している。本田さんは「命を守る医療を良くするのは、医師の社会的責任。時間が許す限りどこにでも出かけ、医療現場の状況を伝えていきたい」と話している。
 本田さんはホームページ(http://www009.upp.so‐net.ne.jp/kikara/h/)で、医療相談の掲示板も設けている。

 写真=医師不足の現状を全国で訴える済生会栗橋病院の本田宏副院長

[読売新聞 ]


投稿者 akiuchi : November 3, 2006 03:50 PM