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November 26, 2006
小椋佳コンサート「未熟の晩鐘」
小椋佳のコンサートに行ってきた。2年前のコンサート「DEJA-VU」も宇都宮文化会館だった。今年で62歳ということだがまだまだ若い。「少しは私に愛をください」が勧銀(=バラの花)と第一銀行の合併をアメリカで知らされたときの切ない思いの歌だという話が面白かった。「一度も咲かずに 散ってゆきそうな バラが鏡に映っているわ 少しは私に愛を下さい」日本勧業銀行は第一勧銀のあと富士銀行、日本興業銀行と3行合併により”みずほ銀行”に変身する。小椋佳がなぜ銀行を辞めたのかはこの辺の再編劇と関係がありそうだが詳細は不明。
50を過ぎた御典医の音楽劇もわが身の境遇と近いものを感じて切なくなった。3時間の長丁場にも飽きることなく次回はいよいよファイナルコンサートでまた宇都宮に来るといって終了。果たしてそれまでこちらが持ちこたえられるか?

聴く:小椋佳コンサート「未熟の晩鐘」--来月26日、宇都宮市文化会館 /栃木
◇心に響く現今の歌
デビューアルバムのリリースから35年を迎える、小椋佳さんのコンサート「未熟の晩鐘」が11月26日、宇都宮市文化会館大ホールで開催される。オリジナルとしては約10年ぶりとなる、新アルバムをツアー・タイトルにした。100万人が聴くと言われる人気番組「NHKラジオ深夜便」で流れる「深夜便のうた」や、カナダの作曲家アンドレ・ギャニオンと組んだ「落日燃え」など、多くの話題曲を楽しめる。
アルバムの収録曲は、ニッポン放送「小椋佳このひと このうた このドラマ」テーマ曲や、オリジナルアニメ「新釈真田十勇士」のエンディング曲「志」、上海国際映画祭で最優秀作品賞を受賞した「村の写真集」のテーマ「村里へ」など全16曲。
小椋さんは「62歳になり、一時は今回のタイトルを『ファイナル』とでもしようかと提案したが、仲間たちに即座に却下されました。今回のコンサートは、年齢なりに紛れもなく心に響き始めた晩鐘の遠音を聴きながら、さまざまに心に生起する想(おも)いを、現今の命の営みとして愛(いとお)しみ、歌化する試みなのだと言えましょうか」とコメントしている。
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《メモ》
開場午後4時半、開演午後5時。全席指定S席7000円、A席5000円(税込み)。問い合わせは宇都宮市文化会館(電話028・636・2125)へ。
毎日新聞 2006年10月12日
少しは私に愛を下さい
作詞・作曲 小椋佳
少しは私に愛を下さい
全てを あなたに捧げた私だもの
一度も咲かずに 散ってゆきそうな
バラが鏡に映っているわ
少しは私に愛を下さい
たまには手紙を書いて下さい
いつでもあなたを想う私だもの
あなたの心の ほんの片隅に
私の名前を残してほしいの
たまには手紙を書いて下さい
みぞれの捨て犬 だいて育てた
やさしいあなたを 思い出しているの
少しは私に愛を下さい
46年に小椋佳が作詞・作曲し、創唱した曲。東宝映画「始めての愛」の挿入歌としても使われている。小椋の作品としては最も甘いタッチの部類に入る作品といえよう。のちにスザーナも歌ってヒットさせており、また、トップ歌手のリサイタルでもよく歌われている。
投稿者 akiuchi : November 26, 2006 10:46 PM