« デザイン・日本・亀倉雄策 | メイン | 忘年会 »

December 03, 2006

堀病院・無資格助産事件 副院長が研修会で講演

厳しい状況の中で助産師会や看護協会主催の集まりに顔を出して「ラブコール(?)が足りない」と罵られても健気に健闘している堀病院の副院長は偉いと思った。何だか憂鬱になってくる医師-助産師関係だ。

問われる「日本一」:堀病院・無資格助産事件 副院長が研修会で講演 /神奈川

 ◇ラブコールは空回り?
 ◇「助産師必要」の熱意が足りない--参加者は辛口コメント
 「ラブコール」は届かなかった?――。院長ら計11人が保健師助産師看護師法違反容疑で書類送検された堀病院(横浜市瀬谷区)の堀裕雅副院長(48)が2日、同市内で開かれた助産師の研修会で「産婦人科開業医から助産師へのラブコール」と題して講演した。同病院幹部が公の場に出るのは送検後初めて。話は病院紹介が主で、参加者から「ラブコールが足りない」と辛口の評価を受けた。【伊藤直孝、写真も】
 研修会は、助産師資格を持つが子育てなどで現場を離れている「潜在助産師」が対象。日本助産師会県支部が助産師不足・偏在を解消しようと、1日に続いて開いた。
 11月27日に送検された堀健一院長(78)の息子である堀副院長は、過去10年間で堀病院の総分娩(ぶんべん)数が3万800件に上る点や、帝王切開率が低い点などをPR。同病院の“代名詞”である救急車による妊婦送迎について「病院付近が農道のころ、父が車を運転して妊婦さんを迎えに行ったのが始まり」と紹介した。
 事件への言及は避けたが、助産師との質疑応答で“本音”が見え隠れ。「分娩の受け入れ制限をしているか」との質問に「一切ない。8月は分娩予定者が300件を超え部屋がなくなりそうだったが、報道で減った」。「大病院は助産師の意見が医師に押しつぶされることが多いが、堀病院はどうか」との問いには「内容によります。人数が多いと思うようにいかない」と答えた。
 終了後、日本看護協会の楠本万里子常任理事は「助産師が必要というラブコールが足りず残念」と苦言を呈した。藤沢市の助産師(30)は「堀病院は良い事業をしていることは分かったが、お産は医師主体なのかなと思った」と話した。

12月3日朝刊
(毎日新聞) - 12月3日11時0分更新

投稿者 akiuchi : December 3, 2006 06:10 PM