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January 04, 2007
出生数6年ぶり増、06年の出生率1・29前後に
昨年の出生率が6年ぶりに増加するといううれしいニュースが流れてきたがどうもこれは一時的なもので今年度以降はまた減少傾向に戻るということになるようだ。やはりお産をする場所がどんどんなくなる中で出産環境が劣悪になっている現状を変えない限り出生率の上昇を望むのは無理だろう。自治医大消化器外科の佐田尚宏先生が日本の人口減少に関して日本がとるべき道は現状をありのまま受け入れるかまたは移民の受け入れをするかの2社択一しかないということをCareNetのコラムで書いている。確かに最近、診療をしていると外国人が多いと感じるのだがこの際日本に活力を取り戻す方法は移民受け入れしかないのかもしれない。
出生数6年ぶり増、06年の出生率1・29前後に
厚生労働省が公表した2006年の人口動態統計の年間推計によると、日本人の出生数は前年比2万3000人増の108万6000人と、6年ぶりに増えることがわかった。
これに伴い、合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の人数に近い推計値)は、過去最低を記録した前年の1・26から1・29前後に回復する見通しだ。
死亡数は109万2000人となる。出生数を6000人上回るため、2年連続の自然減となる可能性がある。
年間推計は、06年1~10月の人口動態統計速報などを基に、11、12月分の出生数などを推計したものだ。
出生数の増加について、厚労省は「雇用情勢の改善などで、20代後半の女性の結婚数が増加傾向に転じたことが主な要因だ」と分析している。ただ、同省は出生数が増えたのは例外的な現象で、07年以降は減少するとみている。子供を産む年齢の女性(15歳~49歳)が減り続けていることに加え、出生率が大幅に向上する可能性が低いためだ。
年間の出生数は、第2次ベビーブームの1973年には現在より100万人多い209万人超だった。平成に入った89年から2000年にかけ、120万人前後で推移したが、01年から減少が続いていた。
国立社会保障・人口問題研究所が昨年末に発表した「日本の将来推計人口」の標準的な中位推計では、5年後の2012年ごろには、毎年30万人規模で人口が減り始め、35年ごろには、和歌山県や香川県の現在の人口に相当する100万人規模の人口が毎年減る「超人口減社会」に突入する。
(2007年1月1日9時26分 読売新聞)
2005年3月17日号 【 Dr.佐田の医事言空間/臨床現場からみた医療ニュースの裏側 】
佐田 尚宏(さた・なおひろ)先生
自治医科大学消化器外科 助教授
「減少する日本の人口」
http://www.carenet.com/expert/sata/200503/index_0317.aspx
選択肢は2つあり、ひとつはそのような社会に順応すること、もうひとつの選択肢は移民を受け入れることである。米国の高い出生率は、多くの移民を受け入れている結果である。ドイツはすでに人口が自然減少過程に入っているが、生産人口をトルコからの移民で補っている。そのおかげで最近トルコはサッカーが強い。一時期ヴィッセル神戸に在籍したイルハンは、インタビューにドイツ語で答えていた。
日本は、長く一民族一国家を形成してきた歴史がある。最近の外国人犯罪の増加は、移民増加が治安低下につながる不安を増強する。しかし現在の外国人犯罪の多くが男性・単身の不法滞在者によりおこされていることを考えると、合法的に優秀な人材を家族単位で移民として受け入れ、住民登録し、選挙権を与え、課税することは、外国人犯罪問題も解決するように感じる。群馬など北関東、愛知など中部地方では、ブラジル人移民が一大コミュニティを形成している。日本社会と共存する外国人コミュニティは決して悪い将来像ではないと思う。
投稿者 akiuchi : January 4, 2007 12:15 AM