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January 18, 2007

オスはメスの派生型

雄だけに存在し、精子が作られる時に活動する遺伝子を発見し「オトコギ」と名づけたのだそうです。
辞書によると男気とは「弱い者が苦しんでいるのを見のがせない気性。男らしい気質。義侠心」ということになるそうです。またその反対語の女気は「女の内気でやさしくしとやかな心。女ごころ。おなごぎ。」ということになるそうです。ジェンダー論者に言わせると文句が出そうな名前を遺伝子によくつけたものだと感心してしまいました。


オスはメスの派生型
07/01/17
記事:毎日新聞社
提供:毎日新聞社
ID:449100


遺伝子:オスはメスの派生型

 進化の過程で、雄と雌が分かれる鍵になったとみられる遺伝子を、東京大大学院の野崎久義・助教授(細胞進化学)らが発見した。雌が原型で、雄はその派生型であることが判明したという。生物の生殖は、雌雄の区別のない同じ大きさの二つの生殖細胞が結合する「同型配偶」から、雌雄の区別があり、大型化して動かなくなった卵子と、小型で動き回る精子が受精する「卵生殖」に進化したとされている。しかし、性別(生殖細胞の違い)が、どのように生まれたのかは謎だった。野崎助教授らは、04年に神奈川県の津久井湖で発見した緑藻プレオドリナを実験対象とした。プレオドリナの遺伝子のうち、役割の分かっていない遺伝子を分析した結果、雄だけに存在し、精子が作られる時に活動する遺伝子を発見し「オトコギ」と名づけた。より原始的な緑藻では、雌雄はなく、「プラス型」と、「マイナス型」の同一サイズの細胞が結合する。ところが、オトコギによく似た「MID遺伝子」がある場合、プラス型がマイナス型に変わる。このため、プラス型が性の原型、マイナス型が派生型で、プレオドリナの雌、雄はその延長で誕生したと考えられるという。米科学誌「カレント・バイオロジー」に掲載された。【山田大輔】

投稿者 akiuchi : January 18, 2007 04:30 PM